2014.12.16
商学部、(社)日本物流団体連合会、商学会 共催の学術講演会を次のとおり開催いたします。
事前の申し込みは不要ですので、商学部生以外の方も奮ってご参加願います。
日 時 : 平成27年1月6日(火) 13:00~14:30(第3時限)
場 所 : 第2学舎 4号館 F402教室
演 題 : 「台湾における国際物流の現状と課題 ~グローバル化の中での変化~」
講演者 : 日本貿易振興機構 アジア経済研究所
新領域研究センター企業・産業研究グループ長代理
池上 寬 氏
講演会のチラシはこちら〔PDF〕をご覧ください。
台湾は日本と同様に島国であり、国際物流は海上と航空の2種類しかありません。1990年代にはコンテナ取り扱いでは第3位にランキングされる高雄港もありました。しかしながら、2000年代以降、中国の港湾の急速な発展により、その状況は大きく変化し、最近では高雄港のコンテナ取扱量は世界13位まで下がりました。 この要因の一つとして、台湾の製造業企業が海外進出することによって、産業の空洞化が起きたこと、また2008年12月まで、台湾と中国は直接航行をすることができなかったことが挙げられます。 今回の講演会では、台湾の概況も取り上げつつ、国際物流の現状と課題について最近の動向も踏まえてお話いただきます。 |