2013.09.30
2013年6月27日(木)16:20~17:50 に、株式会社村田製作所の広報部の吉川 浩一氏を講師に迎え、「一輪車型ロボット『ムラタセイコちゃん®』の開発」というテーマで商学部学術講演会を開催しました。
他学部や学外者を含め、700名を超える多くの聴衆を集めました。
(株) 村田製作所は、京都府長岡京市に本社がある売上高が約7,000 億円、従業員数が約37,000 人の電子部品を製造する企業です。
本講演会では、村田製作所が技術および企業PR のプラットホームとしてムラタセイサク君®、およびムラタセイコちゃん®を開発した経緯、そのコンセプト、開発の困難等を、具体的に、興味深く説明していただきました。
また、ムラタセイサク君®、ムラタセイコちゃん®の技術を利用し、「高齢化社会」を迎えた現代において、歩行補助車の必要性を考え、電動歩行アシストカー「KeePace」(キーパス)の開発に至った経緯およびその意義についても講演いただきました。
セイサク君やセイコちゃんで開発した技術を歩行アシストカーに結びつけ、「高齢化社会に向けた、きわめて実用的かつ社会的意義の大きな」商品開発の話に、聴衆は興味深く聞き入っていました。
講演会の後半には、ムラタセイサク君®とムラタセイコちゃん®の実演がありました。
会場のBIG ホール100 に集まった約700 名の聴衆も、その愛らしい仕草と倒れない技術、正確なコントロールに感嘆の声をあげていました。
☆写真をクリックすると大きく表示されます。
情報提供及び一部写真提供 : 商学部 荒木 孝治教授