2009.07.31
関西大学商学部は、2008年度入学生から「英語と会計に強いビジネスリーダー」を目指す新しいカリキュラムをスタートさせました。
この新カリキュラムの一環として、商学部では、2008年度に引き続き、2009年7月30日~8月4日まで、アメリカ合衆国ミズーリ・カンザスシティ大学のマーク・E・パリー教授を客員教授に迎え、集中講義の形態で『ビジネス特殊研究(市場導入のケース分析)』をご担当いただきます。
マーク・E・パリー教授は、ミズーリ・カンザスシティ大学のアントレプレナー(起業家)リーダーシップ講座のユーイング・マリオン・カウフマン・ミズーリ・チェア(Ewing M. Kauffman/Missouri Endowed Chair in Entrepreneurial Leadership: 寄附講座教授職)のポストを保持されています。
パリー教授は2005年には全米マーケティング学会の「グローバル・マーケティング・リサーチ最優秀賞」を受賞され、2007年にはジャーナル・オブ・プロダクト・イノベーション・マネジメント(Journal of Product Innovation Management)で発表されたイノベーション分野の研究者ランキングにおいて、世界第11位にランキングされるなど、世界のトップレベルで活躍されています。
パリー教授はまた、アメリカではハーバード大学と並び優れたケース教授法で知られる、バージニア大学ダーデン・ビジネススクールで長く教鞭を取られた経歴をお持ちです。授業では、 アマゾン・ドット・コムやP&Gといった企業のケースを題材に講義や討論が行われ、受講する学生 らは、すべて英語で進められるエネルギッシュな講義に熱心に参加しています。
集中講義の担当者としての外国から客員教授を招へいするのは、関西大学では2008年度、マーク・E・パリー教授が初めての試みでした。
商学部では、2008年度以降入学生を対象に設置した「ビジネスリーダー養成特別プログラム(Business Leader Special Program : BLSP)」の講義担当およびプログラム・アドバイザーとして、今後数年にわたりマーク・E・パリー客員教授にご協力いただく予定です。
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