キャンパスライフ

3日間の事業創造演習で学生が輝く!〜AI×未来の暮らし・教育・働く〜

関西大学商学部では,81日,4日,5日の3日間にわたり,「経営学特殊講義(事業創造演習1)」を実施しました。本講義は,五十嵐伸吾客員教授を迎え,実践的な事業創造プロセスを集中的に学ぶ初の試みです。受講生は約60名,そのうち約1割が留学生で,多文化共修の観点からも大きな意義を持つプログラムとなりました。

熱意あふれるレクチャーと体系的プロセス
 五十嵐客員教授は,現実社会から新たな機会(課題)を発見し,課題定義,解決アイデアの創出,プロトタイピング,評価へと至る一連の事業創造プロセスを,豊富なご経験と具体例を交えて丁寧に解説しました。その合間には,理解を深めるワークショップが随所に盛り込まれ,学生が無理なく事業創造に挑戦できる環境が整えられました。

(写真:熱意溢れるレクチャー,演習風景,考えてます!)image.pngimage.png

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 10年後の未来をテーマにした挑戦
 今回の課題の共通テーマは「10年後の未来を想定し,『AI×暮らし・教育・働く』で事業創造する」というもの。五十嵐客員教授は,学生たちに「常識にとらわれない,好奇心と遊び心を大切にしたワクワクするアイデア創造」を鼓舞し続けました。学生たちはチームを編成し,リサーチや議論を重ね,未来の社会課題を発見し,それに応える事業モデルを構築しました。教員や受講生からのフィードバックを受けつつ,短期間でアイデアを形にしていく過程は,まさにインテンシブな実践の連続でした。

(写真:グループワークショップの様子1,真剣なWS
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 多文化共修が生み出す新たな発想
 
チーム編成では,日本人学生と留学生が協働する「多文化共修チーム」が複数誕生しました。最終日には全チームが成果を発表し,教員3名と受講生全員による評価を実施。その結果,10チームの中で,優勝チームと第3位はどちらも多文化共修チームが占め,多様な視点と発想力が事業構想の質を高めることが明らかになりました。

(写真:最高点をたたき出した多文化共修チーム)image.png ユニークな発表と達成感
 
最終プレゼンでは,AIを活用した未来の映画館の形や,医療の診察時間短縮サービス,未来のペットサービスなど,ユニークかつ実現性のある提案が次々と披露されました。発表を終えた学生たちの顔には,やり切った充実感と爽快感が広がっていました。

 学生の声
 
・「短期間で形にする大変さと楽しさを実感した」
 ・「留学生の視点が新しい発想をもたらしてくれた」
 ・「実践的なプロセスを学び,将来に活かせる経験になった」

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(写真:最終プレゼン,遊び心溢れるプレゼン) image.png

今回の「事業創造演習1」は,体系的な事業創造プロセス修得と多文化共修を融合させた,関西大学商学部初の集中的な実践型演習でした。ここで得た経験と学びが,学生たちの未来の挑戦を力強く後押しすることでしょう。

関西大学商学部では,今後もこのような実践的な学びの場,多文化共修の場を提供し,社会で活躍できる人材の育成に力を入れてまいります。秋学期には,引き続き五十嵐客員教授による「事業創造演習2」が開講されます。

(文責:横山恵子)

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