未知の堺を発見!学生たちの「冒険」が紡ぐ、新時代の観光ストーリー
(西岡ゼミ、石田(和)ゼミ、横山ゼミ、沈ゼミ、石田(真)ゼミ合同プロジェクト)
2025年5月10日(土)、堺市役所にて「学生たちによる堺市のシン・観光事業企画コンペティション」のオリエンテーションが開催され、商学部の学生たちが堺市の未来を担う観光プランづくりに本格的に動き出した。
このコンペは、堺市が抱える観光の課題――観光客数の伸び悩みや日帰り客の多さ、宿泊を伴う旅行の少なさなど――に学生のアイデアで挑むもの。
2019年に百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されたものの、観光客は2023年度時点で約206万人。2025年度目標の360万人にはまだ届かないのが現状だ。
今回の企画では、商学部の西岡ゼミ、石田(和)ゼミ、横山ゼミ、沈ゼミ、石田(真)ゼミの5つのゼミから選ばれた計20名の学生が、4人1チームで堺市の"新しい観光"を提案し、地元の魅力を再発見しながら、宿泊型やリピーター向けの観光モデルをつくり上げることが期待されている。
参加する学生たちは、単に企画を立てるだけでなく、中間発表や本番コンペの運営にも携わり、SNSなどを使った広報にも挑戦する。
マーケティングや観光ビジネスの知識をフル活用しながら、堺の魅力をどう発信していくか、真剣に議論が始まっている。
熱心に議論を交わす学生たち
「従来の"観光"という概念に捉われず,幅広い可能性を探っていきたい」と語る学生も。
今回のプロジェクトは、地域の観光を変えるだけでなく、学生たちにとっても実践的な学びの場となりそうだ。
■ 今後のスケジューリング(予定)
2025年5月~7月:企画立案にむけた先進地域研究
2025年8月2日(土):中間発表会
2025年8月~11月:研究の継続,企画試行・改善のための調査
2025年12月13日(土):最終報告会