2024年12月7日、石田ゼミは「2024年度産学共同課題解決ラボ」において準グランプリを獲得しました。本ラボでは、「(株)マルヤナギ小倉屋が地域・社会の問題を解決しながら、自社の利益獲得を目指すにはどうすればよいか」をテーマに、8つの大学ゼミが競い合いました。
私たち石田ゼミは、約5か月にわたり企業研究、地域課題の調査、アンケートの実施を通じて、「災害食備蓄に向けた消費者の行動を促すマーケティング:ローリングストックを収益源とした市場創造」を提案しました。この提案は、防災食に対する意識や行動が異なる消費者を3つのセグメントに分け、それぞれに適したマーケティング・アプローチを行う施策です。まず危機感を高め、災害クイズなどで行動を促し、最終的にはローリングストックと呼ばれる高度な災害対策を実施させる一連のプロセスを提案しました。これらの施策を通じて、地域防災への貢献と企業の利益向上の両立を目指しました。
最終発表会では、(株)マルヤナギ小倉屋 常務執行役員 柳本健一氏をはじめとする4名の審査委員の方々によって行われました。いずれのゼミの発表も論理性や情報収集力、プレゼンテーション力が高く評価されていましたが、石田(真貴)ゼミは準グランプリを獲得することができました。
石田ゼミ学生のコメント:
大学生活においてかけがいのない経験となりました。現状把握から施策立案までマーケティングの知識を活かし、ゼミ生全員で行いました。時には意見が合わず、挫けそうになった瞬間もありましたが、諦めずみんなで目標に向かい続けた結果、準グランプリを獲得することができました。ただ準グランプリという結果に満足しきれていない気持ちもあります。この経験を活かし、次のプロジェクトにも精進していきたいと思います。
指導教員 石田真貴のコメント:
何よりも石田ゼミ一期生の皆さん、準グランプリおめでとう!よくやった!石田ゼミは2024年度より開講した新しいゼミなので、頼るべき先輩がいないにも関わらず、初出場でこのような賞を取れたのは、みんなの努力の結果だと思います。指導教員として非常に嬉しく思います。同時にやっぱり「グランプリを獲得したかったな」という気持ちもあります。石田ゼミの活動はまだまだ続きます。さらに難しいプロジェクトを実施していきますので、引き続きよろしくお願いします。
石田ゼミは、今後もさらなる発展を目指し活動を続けてまいります。今回、協力してくださったマルヤナギ小倉屋様や産学共同課題解決ラボ委員会の皆様、ありがとうございました。
石田ゼミ1期生名簿(五十音順)
青地陸斗 / 池田奈々美 / 木戸太一 / 阪口未緒 / 重田倫太郎 / 柴田菜凪 / 高岡春奈 /田畑伶菜 / 塚本航平 / 直居さち / 中嶋胡太朗 / 平田そよ香 / 丸山蓮太 / 山本奈朋 / 吉田瑞希 / 吉本柚希 / 和平萌
石田ゼミ公式インスタグラム
https://www.instagram.com/ishida_zemi.ku/