関西大学商学部の石田真貴助教の基礎演習では,同大学の広報課の方々と連携し,「関西大学公式インスタグラムの改善内容の提案」に取り組みました。
最終発表会資料の表紙一覧
関西大学公式インスタグラムはフォロワー数が約7000人(発表当時)と、他大学と比較して大幅に少ない現状がございました(下記画像は学生が作成した資料)。
このような現状に対して履修者は4チーム(各5名)に分かれて,インスタグラムを運用している広報課の方々に課題のヒアリングを行った上で、「SNSマーケティングに関する書籍輪読」→「関西大学インスタグラムの本質的課題の特定」→「望ましい投稿内容の考案」→「投稿写真の撮影と編集」→「最終発表資料の作成」を進めていきました。
最終発表資料作成の様子
最終発表会では,担当教員の石田真貴助教だけでなく,関西大学公式インスタグラムを運営している広報課の方々3名からの講評が行われました。いずれのチームの発表も課題に対する解決策をただ発表するだけでなく,実際に自分たちで撮った投稿写真なども提示され,見応えのある発表会となりました。
最終発表の様子
広報課の方々より講評
発表を聴く学生
講義を終えて担当教員の石田真貴助教は以下のように語っています。
「この講義を進めることができたのは何よりも広報課の方々の協力があってでした。改めて感謝申し上げます。今回、このような関西大学のインスタグラムの改善案を考える講義を実施したのには理由がございます。それは学生に皆さんにこの講義を通じて、特定の製品やサービスをただ受け身になって消費する立場から、商学部の学生として、実際に運用していく企業側の立場になって欲しかったからです。広報課の方々へヒアリングした際にもおっしゃっていましたが、企業には時間的・金銭的な制約などから"したくてもできない事情"がございます。世の中のあらゆる製品・サービスは実は目に見えない、様々な制約をクリアしながら、私たちの手元に提供されています。ぜひ関西大学商学部の学生として、ただ社会や企業で起きている現象に対して批評家になるのではなく、実際に行動力をもって解決策を提示・実践していく人に成長していって欲しいです。皆さんの学生生活がより豊かになることを祈っています。」
2024年度・石田真貴基礎演習・履修者名簿(五十音順)
浦壁勇登・大井尊善・鍛治颯佑・川上瑠那・近藤ひなの・佐藤凜乃・柴田煌志・須浪大・友野未久・長あやの・畠中美地・馬場音羽・伴智晴・平川尚明・松本颯真・水野果穂・宮田直武・宮本佑久・山副桃果・山中優吏・山本望結。
担当教員・石田真貴のHP
https://sites.google.com/view/masakiishida/home?authuser=0