2023年12月13日に，商学研究科と関西大学会計人会の共催により，下記の要領で、商学研究科TASプログラム特別セミナーを開催しました。

演題：タックス・ミックスと二重課税

講師：岡村忠生先生（京都大学名誉教授）

日時：2023年12月13日（火）10:40-12:10

場所：関西大学千里山キャンパス第2学舎B401教室

この特別セミナーは、商学研究科で実施しているTASプログラムの宣伝を兼ねて、将来、税理士など税務のプロフェッショナルを目指そうとする学生や、すでに税理士として実務に携わっている方などを対象にして、税務に関する最近の知見や状況を学ぶ機会を広く提供することを目的にして開催しています。

講演に先立ち、関西大学会計人会から古渕孝仁先生（税理士、関大OB、関大会計人会会長）、中野陽香先生（税理士、関大OB）にお越しいただき、ご挨拶を頂きました。古渕先生からは、関大会計人会の紹介、関大商学部とのつながりなど、中野先生からは、税理士の魅力や社会的な役割、将来の展望などのお話を頂きました。

講演では、岡村先生から、タックス・ミックスと二重課税をめぐる議論の基本的な考え方を学部生にもわかるように丁寧に説明していただき、そして、現行税制における二重課税の可能性について、学術的な最先端の議論をわかりやすく解説していただきました。

このセミナーは、年1回のペースで毎年12月ころに開催します。今回参加できなかった皆さんも、来年度の開催を楽しみにお待ちください。

古渕先生（左）と中野先生（右）のご挨拶

岡村先生のご講演