2023年6月１日（木）10時40分～12時10分に、内藤純一氏（一般社団法人 全国信用組合中央協会・全国信用協同組合連合会 理事長）を講師にお招きし、『３大金融危機から得た教訓－コロナ後を見据えた地域金融の役割－』と題して、商学部学術講演会を開催しました。

資産価格バブル経済の崩壊、リーマン・ショック、コロナ危機といった３つの危機について、経済指標の動向（株価、GDP、倒産件数、完全失業数、銀行貸出金、債務残高）からどのような影響があったかについて触れ、コロナ危機からの脱却、そしてその後に求められる地域金融機関の役割について講演してくださいました。

また、国内の金融・経済状況だけではなく、直近で起こった海外の金融機関の問題（シリコンバレー銀行の経営破綻やクレディ・スイスの救済買収）についても説明をいただきました。

アンケートの結果からも学生にとって関心の高い内容であったことが窺えました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　講師：内藤　純一氏　

　　　　　　　　　　　　　　記事提供：商学部　英　邦広教授