本年度をもって退職される陶山計介教授の最終講義が、2021年1月23日に千里山キャンパス第2学舎F401教室において実施されました。
陶山教授は、1982年4月に本学に着任され、学部では「マーケティング・マネジメント」「市場戦略」等を、大学院では「マーケティング・マネジメント論研究」、「マーケティング・マネジメント論特殊研究」を担当され、39年間にわたり、商学部・商学研究科の研究・教育の発展に尽力されました。
最終講義は「ブランド:マーケティングの新たな地平と課題」と題して、関西大学での39年間の振り返り、マーケティングとその進化、ブランド概念の進化、攻めのインターナルブランディング、アメリカにおけるリテールイノベーション、地域ブランディングについてお話があり、最後には授業での思い出話や、陶山教授のモットーである"過去でも未来でもなく現在。それも現在進行形"という言葉の紹介とともに、今後の活動についていきいきとお話しされていたのが印象的でした。
コロナ禍ということもあり制限はありましたが、聴講を希望する教員や学生、卒業生が訪れ、Zoomによる参加者も多数で、教育者としての陶山教授のお人柄を感じることができました。
最後には、ゼミ生から花束が贈呈され、会場からの大きな拍手で陶山教授の最終講義は締めくくられました。
陶山教授の講演の様子
ゼミ生による花束贈呈