商学部では、千里山キャンパス・BIGホール100において、京都大学iPS細胞研究所 特定研究員 三嶋 雄太氏を講師にお迎えし、700名を超える新入生を対象に、「iPS細胞が作りだす社会とビジネス」をテーマに講演していただきました。
講演では、今後の再生医療や社会形成に大きな影響を与える「iPS細胞」について、iPS細胞とは何かという基本的な解説を、幹細胞研究の歴史に沿って最新の知見を加えて熱心に、そして分かり易く講話いただきました。本学の学是である「学の実化」に触れたうえで、今後の創薬やビジネスへの展開や、日本発の世界最先端の研究成果を実際に社会や市場に展開するうえでのビジネスモデルについてもお話しをいただきました。
また、後半では価値のある情報を取捨選択していく必要性と、難しいものに挑戦する際のマインドセットをお話しいただき、これから商学部での学びをスタートさせる新入生たちは、熱心に講演の内容に聞き入っていました。
【記事提供 : 商学部 中嶌 道靖 学部長】