キャンパスライフ

商学部4年次生福井 俊紀さん(長谷川ゼミ)から平成22年度日中韓青少年交流事業への参加レポートが届きました!

 

商学部4年次生福井 俊紀さん(長谷川ゼミ)から平成22年度日中韓青少年交流事業への参加レポートが届きました!

 

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平成22年度日中韓青少年交流事業への参加レポート

 

関西大学商学部長谷川研究室4年次生
福井 俊紀

 

私は、平成22年度日中韓青少年交流事業の団員に選出され、7月20日から7月27日までの8日間、中国でのプログラムに参加してきました。

この事業は、外務省「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の一環として、社団法人青年海外協力協会(JOCA)が主催したものです。

日中韓三カ国の青少年交流を通じて、三カ国間の相互理解の増進を図ることを目的としており、日本・中国・韓国の18歳~30歳が各国から100人ずつ、総勢300人が参加しました。4回目となる今年は、中国で開催され、北京や曲阜での視察や参観により、中国の魅力を体感することができました。また、訪問者側である日本と韓国の青年団は、それぞれの国の文化を披露し、文化交流に取り組みました。

中国、韓国の友とのつながり 

私の感想として、プログラムのスケジュールは非常にタイトで、体力的には8日間が限界だったように思います。計画自体はよく練られていますが、実際に300人の団体が動くとなるとどうしても時間にロスが出て、実際にゆっくりできる時間はありませんでした。それより、ゆっくりするくらいなら、もっともっと多くの人と知り合おうという意識が参加者の中にあったように思います。
この8日間は毎日睡眠時間3時間くらいで、最後の夜はほとんどの人が寝ずに飲んだり歌ったり語り合ったりしていました。まさに、この上ない大交流でした。

 

そんな大交流プログラムで、私はグループリーダーとして活動させてもらいました。英語でのコミュニケーションがままならず、リーダーとして至らない点がたくさんあったのですが、中国側のリーダーや通訳スタッフに助けてもらいながら、なんとか任務を成し遂げました。また、海外経験も豊富で、専門的な勉強もしている大学院生たちもたくさんいるメンバーの中なので、個人の意思がしっかりしているだけに、メンバーの意見をとりまとめるのに非常に苦労しました。
リーダーとしての判断、決断力が問われているような気がしました。そういった状況の中でも、グループ全体を見渡し、他国のメンバー同士がスムーズに交流し、友好関係を築ける環境を最後まで維持し、良い形で終われたのがグループとしての成果だったと思います。

 

最後に、私自身、日中韓300人の青年と四六時中活動を共にするという、自分の人生の中でもかなり強烈な一週間となった今回のプログラムに参加できたことを、本当に嬉しく思っています。
プログラムを終え、自宅に戻っても確実に残っているもの。それは「友とのつながり」でした。
それも、各々が高い志を持つメンバーが三カ国から集まり、自分が触発されるような出会いが新鮮で、そんな仲間と仲良くなっていけるのが感動的でした。今回築いたつながりを大切にし、より良い国際社会の創っていくことに貢献すると共に、今後も、このようなプログラムに一人でも多くの青年が参加できることを願っています。

 

孔子の生地である曲阜での集合写真

 

世界文化遺産「三孔」見学・文化体験    日本青年団による文化紹介

 

天安門広場にて、グループでの視察

 

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