イギリスに1ヶ月ホームステイをしながらビジネス英語を学ぶという、関西大学商学部主催の「海外ビジネス英語プログラム(Business English study abroad = BestA)。
事前授業・事後授業をも含め、本プログラムを修了すれば、合計4単位を単位認定します。
今年度、このプログラムは、8月22日(日)~9月19日(日)の29日間実施され、33名の商学部生が参加し、現在、ヨーク・セント・ジョン大学で商学部独自のプログラムによる授業を受けています。
9月6日には、ビジネスの現場で「英語力」を試してみるため、実際にヨークの商店や企業等で従業員として働くという1日就労体験を実施しました。
対象となった職場と、そこで働いた内容は次の通りです。
就労体験先紹介 (Places of work experience)
(1) Ingleby’s Coaches
マンチェスター空港からのヨーク入りや、マンチェスター1日旅行で我々も使った、コーチ(貸切バス)の会社。この会社での体験労働は3年目。
(2) Brunswick Organic Nursery
有機農業や手工芸品を障がい者がつくる、日本でいう共同作業所。自分たちの作った製品(カード、敷物、植物など)を一般に販売しています。
訓練生と一緒に働き、一人は食事の準備を手伝い、もう一人は織物を作成していました。
(3) National Railway Museum
ヨークが誇る世界一の鉄道博物館。来館者の前で新幹線について説明をさせてもらえました。
9月8日に全員で訪問します。
(4) Murton Park Yorkshire Museum of Farming
農業博物館。 小学生を対象とした1日歴史体験(ローマ時代、バイキング、チューダー王朝時代など)ができるサイトもある。
(5) Chamber of Commerce
ヨークシャー商工会議所(民間企業です)。
(6) Betty’s Tea Room
ヨークが世界に誇るティールーム。観光客のメッカであり、行ったことが自慢になる場所です。
スタッフの指示を受けながらテーブルの片付けを任されていました。
(8) YSJ Porters' Lodge
ヨーク・セント・ジョン大学(YSJ)のポーターは荷物を運ぶだけではなく、建物の管理や郵便物の整理なども行います。
(9) YSJ Estate
ガーデニングを手伝いました。
(10) YSJ Library and Information Service
YSJの図書館で本の整理等を担当しました。
(11) YSJ International
事務の仕事を手伝いました。
(12) YSJ Media Service
大学のメディアサービス。将来何をしたいかという話をし、コマーシャルに興味があると答えたところ、YSJのPVビデオ撮影をさせてもらえたそうです。
(13) YSJ Human resources
(14) Charity bag packing at Sainsbury's
Sainsbury'sというイギリスでは創業140年の老舗のスパーマーケットの食料雑貨売り場において、2人1組でレジ係の後ろに待機し、レジで精算を終えたお客さんが希望すれば、袋詰めの作業を行い、ヨーク育英資金の募金箱に募金してもらうというものでした。
仕事に従事したのは40分程度と短い時間でしたが、10人前後のお客さんと、袋詰めの作業中に「卵を上に置きましょうか?」 「荷物を車に運びましょうか?」など、会話を交わすことができました。
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