商学部4年次生の福井俊紀さん(長谷川ゼミ)が所属するNGO、CRI-チルドレンズ・リソース・インターナショナルはブラジルサンパウロ郊外のスラム街「ファベーラ・モンチアズール」での託児所建設プロジェクトを実施し、福井さんはプロジェクトスタッフとして現地で援助活動を行いました。
今回の事業は、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構の国際ボランティア貯金より寄付金の配分を受けて昨年4月から開始したもので、2010年2月末に託児所建設は無事完了しました。
また、建設プロジェクトと並行してサンパウロ市内の教育者や近隣住民を対象に、子どもの教育に関するセミナー開催や子育て支援向上講座として人形作りワークショップなどの啓蒙活動も行いました。
現地での一連のプロジェクト活動を行われた福井さんは、現地のスラム街コミュニティではいかに国際援助が現地の住民をはじめとする人々によってはぐくまれているのかを体感してきたということです。
4月8日の報告会では、私たちが世界に広がる貧困地域の人々と国際協力を通してつながれる方法を、一人ひとりが自分に問いかけ、考えるような会にします。ブラジルのお土産も用意してあるとのことなので、学部・学年に関係なく、海外ボランティアに少しでも興味のある方は気軽に参加してください。
<ブラジルプロジェクト報告会>
日時 : 4月8日(木) 16時30分~18時
場所 : 千里山キャンパス 第2学舎2号館 C301教室