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2017年07月31日

百舌鳥・古市古墳群 築造当時の姿を映像とアプリで伝える展示をグランフロント大阪で開催中(9月3日まで)

総合情報学部 AMDプロジェクトおよび関西大学拠点形成支援事業 STEPプロジェクトは、堺市博物館ならびに大阪府立近つ飛鳥博物館の協力のもと、仁徳天皇陵古墳のジオラマ映像や古代地形図上で表示可能な古墳群マップアプリ等による企画展示「大阪初の世界文化遺産をめざす百舌鳥・古市古墳群-古代の姿を垣間見る-」をグランフロント大阪で開催しています。開催初日(7月21日)にはNHK大阪局が取材に訪れ、当日午後3時のNHKニュースで展示の様子が紹介されました。

 

【期間】 7月21日(金)~ 9月3日(日)

【場所】 グランフロント大阪 北館2階 ザ・ラボ(JR大阪駅より徒歩3分)

     (アクセス http://kc-i.jp/access/

【開館時間】10:00 ~ 21:00(期間中 定休日なし)入館無料

 

 fin_kofun_ss.jpg  IMG_1138a.jpg

 

仁徳天皇陵古墳を中心に周辺の古墳や築造当時の住居・工房などのイメージを150分の1のサイズで復元した古墳模型(直径約10m、近つ飛鳥博物館で展示)に作り込まれた一連の古墳築造シーンを接写した動画では、斜面を葺石で覆って築造された当時の姿を見ることができます。百舌鳥・古市古墳群として現存する89基の古墳を紹介する「もずふる古墳群マップアプリ」では、古墳時代中期(約1500年前)ほか大阪平野の古代地形図を重ね合わせ、主要古墳を築造順に表示することができます。また、堺市博物館のある大仙公園エリアや近つ飛鳥博物館内を回遊しながら、古墳関係の出土品や副葬品について学べるクイズアプリも出展しています。展示ブースでは、マップアプリやクイズアプリを大型タッチパネル・ディスプレイで操作しながら体験できます。

 

もずふるマップ.jpg  近つ飛鳥アプリ.jpg  大仙公園アプリ.jpg

 

 

今回展示される映像コンテンツやアプリの一部は、制作協力機関である大阪府立近つ飛鳥博物館と堺市博物館におけるイベント企画でも公開され、総合情報学部 堀ゼミの学生が博物館での展示に協力します。

 

■ 堺市博物館との連携企画

  開催日: 8月11日(金・祝),12(土)

  場 所: 堺市博物館 地階 体験コーナー(参加費 無料)

  内 容: 展示/両日とも11:00~16:00

       ・もずふるクイズアプリ(大仙公園エリア編、近つ飛鳥博物館内編)

       ・もずふる古墳群マップアプリ(古代地形図表示対応版)

       ・仁徳天皇陵古墳のジオラマ映像(古墳築造編)、ドローン空撮映像

 

■ 大阪府立近つ飛鳥博物館との連携企画
「親子で学ぶ百舌鳥・古市古墳群」の一部として

  開催日: 8月27日(日)

  場 所: 近つ飛鳥博物館 地階ホール,ホール前(参加費 無料)

  内 容: 展示/11:00~15:00(地階ホール前)

       ・もずふるクイズアプリ(近つ飛鳥博物館内編、大仙公園エリア編)

       ・仁徳天皇陵古墳のジオラマ映像(古墳築造編)、ドローン空撮映像

       講演/13:00~13:30(地階ホール)

        「昔の地図で古墳群をめぐってみよう」堀 雅洋(総合情報学部教授)

 

 

◆関西大学総合情報学部 AMD(Art×Media×Design)プロジェクト

関西大学総合情報学部において、メディアアート、情報可視化技術、ヒューマンインタフェース、情報デザイン等を研究する教員有志と各研究室学生による取り組み。映像・メディアアート作品展示を通して地域の魅力発信に寄与することを目指す。これまでに、江戸初期の古民家(堺市立町家歴史館 山口家住宅)において地域の歴史・文化をテーマとした企画展(2016年3月、2015年3月)ほか、昨年8月にもグランフロント大阪で百舌鳥・古市古墳群の魅力発信のイベントを開催し、ドローンによる仁徳天皇陵古墳の空撮映像などを紹介する展示を行った。

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