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2016年06月10日

体感空撮映像とマップアプリで百舌鳥・古市古墳群の魅力を伝える展示をグランフロント大阪で開催中(7月6日まで)

総合情報学部 AMD(Art×Media×Design)プロジェクトは、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議〔大阪府、堺市、羽曳野市、藤井寺市〕の協力のもと、体感空撮映像とマップアプリによって百舌鳥・古市古墳群の魅力を伝える展示を、グランフロント大阪で以下の通り開催しています。

 

【期間】  

 4月29日(金)~ 7月6日(水)

【場所】 

 グランフロント大阪 北館2階 ナレッジキャピタルアクティブラボ
 大阪市北区大深町3-1(JR大阪駅より 徒歩3分)
 (アクセス http://kc-i.jp/access/

【開館時間】

  10:00 ~ 21:00(間中 定休日なし)入館無料

 

体感空撮映像(井浦ゼミ制作)は、高解像度カメラを搭載した無人航空機(ドローン)で、日本最大の仁徳天皇陵古墳(墳丘長486m)、日本で二番目の大きさの応神天皇陵古墳(墳丘長425m)とその周辺の眺望を撮影した映像作品です。制作を担当した井浦ゼミでは、これまで球面投影によるさまざまな情景描写に取り組んできました。直径2.5mのドーム型スクリーンに投影された空撮映像によって、1500年の時を超えて今に残る巨大前方後円墳のスケールの大きさが実感できます。

もずふる古墳群マップアプリ(堀ゼミ制作)では、百舌鳥・古市古墳群として現存する89基の古墳を、様々な条件で検索して地図アプリ上に表示します。50基余りの古墳については、各古墳が所在する自治体の協力を得てそれぞれの形状がわかる画像も掲載しています。展示ブースでは、このマップアプリを60インチの大型タッチパネル・ディスプレイで操作しながら、大阪南部3市に広がる古墳群の関連性を大局的に捉えることができます。

 

photo-1_展示ブース.jpg

 

photo-2_ドーム型スクリーン.jpg

 

◆関西大学総合情報学部 AMD(Art×Media×Design)プロジェクト

総合情報学部において、メディアアート、情報可視化技術、インタラクションデザイン、情報デザイン等を研究する教員有志と各研究室学生(井浦ゼミ、荻野ゼミ、林ゼミ、堀ゼミ、松下ゼミ)による取り組み。映像やデジタルメディアの作品制作を通して地域の魅力発信を目指している。これまでに、堺市との地域連携事業として、江戸初期の古民家(堺市立町家歴史館 山口家住宅)において地域の歴史・文化をテーマとした展示会(AMD)を2回(2016年3月、2015年3月)開催し多くの来場者を集めた。

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