理工学研究科総合理工学専攻 薗田峻輔さんが第64回日本油化学会年会においてポスター賞を受賞

2026.09.25

 対象となった研究の内容を以下に示す。ホタテガイ卵巣由来の主要な中性スフィンゴ糖脂質を単離・精製し,その化学構造を解析した。その結果,糖鎖構造を GalNAc3Meα1-3(Fucα1-2)Galβ1-3GalNAcα1-3(Galα1-2)Galβ1-4(Fucα1-3)Glcβ1-Cer と決定した。特に,その糖鎖骨格は二枚貝に特徴的とされるMollu系ではなく,脊椎動物や一部の軟体動物で報告されているNeoganglio系であり,二枚貝から初めて見いだされた。さらに,複数の分岐糖を有し,ヒト血液A型抗原に類似した糖鎖構造を含むことに加え,セラミド部分にはジエンおよびトリエン型の特徴的な長鎖塩基が認められた。
 本賞は,第64回日本油化学会年会において発表されたポスター発表(100題)のうち,優れた発表をした者(13題)に授与されるものである。