関西大学法科大学院

Education 学修サポート体制

本研究科では、入学後スムーズに法科大学院の授業に臨むことができるように事前指導を行っています。また、正課授業科目と連動した「特別演習」など、在学中だけでなく、入学前・修了後も参加できるさまざまなプログラムを用意して、みなさんの学修を支援しています。

入学予定者

入学前指導プログラム

S・A日程入試合格者を対象に9月から11月にかけて全7回の事前学修を実施します。
「司法試験に合格するための勉強方法解説講座」では、基本7法を網羅することができるため、入学までの期間を最大限に有効活用することができます。

法科大学院授業の聴講

2月下旬に実施する「法律基本科目履修免除試験」の受験に向けて、該当科目を聴講することができます。

科目別集中オリエンテーション

専任教員が、入学後に学修する際の注意点や知識を整理するためのポイントについて丁寧に説明します。

大阪地方裁判所見学・裁判傍聴

現職の裁判官によるガイダンスや質疑応答も実施しています。

AA・TAとの懇談会

法科大学院での勉強方法や学生生活に関する質問はもちろんのこと、入学前に感じている不安等について、
アカデミック・アドバイザー(AA)やティーチング・アシスタント(TA)に相談する機会を設けています。

学修施設の提供

自習室やロッカー、ロー・ライブラリーなど、各学修施設を利用できます。

司法試験合格体験報告会

本研究科出身の合格者の方々に登壇いただき、入学予定者、在学生および修了生等に対し、
自身の体験談をもとに次年以降の司法試験受験に向けた有益なお話をしていただきます。(9月~10月実施予定)
※ただし、感染症拡大状況により中止とすることがあります。

在学生

クラス担任制(1クラス10~20名程度)

法科大学院生の学修・進路・生活面での個別相談に対応するため、必修科目の所属クラス毎に専任教員がクラス担任になっています。
クラス・コンパなども行われており、授業以外の場で専任教員と交流することもできます。
なお、必修科目の修得状況により、2・3年次の正規配当クラスに属さない学生については、執行部の教員がクラス担任となります。

在学生向けシステム一覧(情報検索システム)

インフォメーション
システム
履修登録やシラバス検索、成績照会はインフォメーションシステムで行うことができます。
また、大学からのお知らせや伝言も掲載されますので、こまめにチェックしてください。
TKC判例検索
学内・学外問わず、パソコンやスマートフォンなど、インターネット環境があればどこでも利用可能です。本学専用URLから入学時に配布したTKC判例検索用のIDとパスワードでログインしてください。
また、短答式過去問題などの演習も可能です。
LLI判例秘書
アカデミック版
法科大学院関連施設内に設置のパソコンや自宅等インターネットが利用できるパソコンから利用可能です。入学時に配布したLLI専用のIDとパスワードでログインしてください。
法科大学院蔵書
検索システム
以文館3階ロー・ライブラリーに配架している学修用図書の検索が可能です。法科大学院関連施設内に設置のパソコンの法科大学院ホームページからアクセス可能です。

定期試験における添削答案の返却

定期試験実施科目の受験者全員を対象に、添削答案を返却する機会を設け、またその場で講評の配付も行います。
講評会もしくは面談により実施し、学修効果の向上に努めています。

在学生および修了生

特別演習(在学生・修了生対象)

正課授業科目での学びをより着実に理解し、その学びを法曹に必要な能力の修得に繋げることを目的としています。指導経験豊富な若手弁護士(アカデミック・アドバイザー)が、講座を担当。正課授業科目を担当している専任教員との連携を強化し、在学生や修了生に対して実務家としての視点から学修支援を行っています。正課授業との両輪で、効率的・計画的に学修を進めることができます。

特別演習

オフィスアワー(専任教員による授業時間外学修指導)

学生の利用機会確保を目的として各専任教員は週2回のオフィスアワーを平日に設けており、そのうち1回は18時以降に設定されています。もちろん設定された時間外でも、できる限り質問に対応していますし、履修科目以外の教員に学修相談することもできます。また、修了生が利用することもできます。

オフィスアワー

ティーチング・アシスタント(TA)制度(随時、質問受付・学修指導)

TAが授業補助(資料収集、教材準備等)や法科大学院生の学修サポートを行っています。
本法科大学院修了生TA(直近の司法試験に合格した者等)から構成されています。

TAによる学修サポート

  • ・質問、アドバイス
    授業の予習・復習に関する質問はもちろん、自主学修についての質問もできます。また、科目に関わらず、法科大学院での勉強方法やレポート・論文の書き方に関するアドバイスを受けることもできます。
  • ・勉強会
    重要論点・重要判例を学びながら基礎を身につけることを目的としています。
  • ・夏休み短答講座
    短答式試験のクリアを目標とする講座です。短答式試験において合格点を得るのに必要と思われる基本的な問題を抜粋していますので、それを解いていくことで、何が短答式試験を突破するために必要なのかを確認すると同時に、夏休みの間に確実にそれを押さえることを目的にしています。
    そのため、高度な論点や過去にあまり問われていない知識に触れるということはせず、必須論点に絞った内容になっています。
  • ・特別勉強会
    専任教員を講師として、司法試験の本試験問題を使用して、問題文の読み解き方、答案構成の方法、答案での表現方法などについて、先生からのアドバイスをして頂きます。
ティーチング・アシスタント制度

司法試験合格体験報告会

本研究科出身の合格者の方々に登壇いただき、入学予定者、在学生および修了生等に対し、
自身の体験談をもとに次年以降の司法試験受験に向けた有益なお話をしていただきます。(9月~10月実施予定)

司法試験解説

授業科目の理解度を確認して、アウトプット能力の向上を図るため、正規授業とは別に、在学生・修了生を対象に専任教員が当該年度の司法試験論文式試験の解説および講評を行うもので、2007年度から実施しています。当日の参加者には、各教員が作成した講評を配付し、効果的に学修活動が行えるよう支援しています。(8~9月実施予定)

重要判例解説(11月~12月にかけて実施)

学修支援の一環として、専任教員が、授業の受講後に公表された判決など重要な判例を取り上げて、
在学生および修了生全員を対象に解説を行うもので、2010年度から実施しています。(11月~12月実施予定)

施設・設備

修了後も自習室、ロー・ライブラリー、総合図書館などを活用できます。

施設・設備