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受賞ニュース

2025年04月08日

松下研究室所属の井上梨々花さん、新川晴紀さん、林沙也加さんが第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(第23回日本データベース学会年次大会)にて学生プレゼンテーション賞を受賞しました。

2025年3月3日-3月4日に福岡国際会議場で開催された第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(第23回日本データベース学会年次大会)にて、総合情報学部4年の井上梨々花さん、総合情報学研究科博士前期課程2年の新川晴紀さん、林沙也加さんの3人(いずれも松下研究室所属)が、それぞれ下記の研究を発表し学生プレゼンテーション賞を受賞しました。


○ 井上 梨々花, 畑 玲音, 松下 光範. ニュースに対するコメントの属性提示が意見形成に与える影響の調査
https://dl.mtstlab.org/papers/395

 

この研究では,オンラインニュースにおいて他者のコメントが閲覧者の意見形成に与える影響を明らかするために、内容の手がかりとなる3つの属性情報(対象、態度、役割)ラベルをLLMを用いて各々のコメントに付与することで、その閲覧者のニュースに対する態度がどのように変化するかを調査しています。


○ 新川 晴紀, 畑 玲音, 松下 光範. LLMを利用した果樹農家の経験知の対話的蓄積支援
https://dl.mtstlab.org/papers/396

 

この研究では、高齢化が進む果樹農家の知識継承を円滑に行えるようにするために、大規模言語モデル(LLM)による農家との対話を通じて、経験知として蓄積すべき要素を判定し、言語化が不十分な要素を判定して深掘りすることにより、果樹農家における経験知の網羅的な収集を試みています。


○ 林 沙也加, 畑 玲音, 松下 光範. 既存データセットの活用事例に基づく新規データセットの活用方法推薦に関する検討
https://dl.mtstlab.org/papers/398

 

この研究では、ユーザの購買データやレビューデータなど様々な大規模データセットを活用するために、既存の活用事例をデータの特性、適用する分析技術、得られる結果という3つの観点で分類整理しておき、活用したいデータセットとの類似性に基づいて既存の活用事例のなかから適用可能な技術を判断する手法を提案しています。

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