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2025年03月04日

堺市博物館で百舌鳥古墳群の古墳出土品クイズを公開

総合情報学部 堀ゼミは、古墳出土品(埴輪、鉄器、土器など)の写真を見ながら質問に答えるクイズアプリを開発し、2月11日より堺市博物館内に展示しています。

開館時間、観覧料、交通アクセスについては、堺市博物館の利用案内ページをご覧ください。

このアプリでは、堺市が所蔵する百舌鳥古墳群からの出土品(レプリカを含む)を題材としています。選択肢となる出土品写真を見比べながら視覚的に考えるため記憶に残りやすく、古墳時代について予備知識がない場合でも取り組みやすいクイズです。クイズ問題には、小中学生の皆さんにも答えてもらえるように「簡単」コースも用意されています。対象となる出土遺物の選定とクイズ問題の作成は、堺市博物館 担当学芸員の監修を受けて行いました。

堺市博物館エントランス(左)、映像展示の様子(右)
コース選択画面(左)、出土品写真の選択画面(右)

このアプリで用いられている15点の出土品写真のうち12点は堺市博物館内に展示されています。来館者は様々な展示品を目の当たりにしながら館内を回遊しますが、時には見過ごしてしまうこともあります。館内に置かれたクイズアプリを通して、最初は気づかなかった出土品に注意が向き、館内展示をじっくり鑑賞するきっかけとなることが期待されます。

本アプリの開発および博物館への提供は、2024年度 堺市と関西大学の地域連携事業「堺市博物館の古代展示エリアにおけるインタラクティブな展示解説の充実」の一環として実施されました。

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