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2017年10月11日

高槻市防災シンポジウム(10月1日実施)に堀ゼミが防災学習アプリを出展しました

10月1日に高槻市現代劇場文化ホールで行われた淀川大塚切れ100年シンポジウム防災体験コーナーで,堀ゼミがこれまでに開発してきた防災かるたアプリ,ハザードマップアプリ,避難行動の指針学習アプリなど防災学習に役立つ5つのアプリを展示しました.この展示は,なにわ大阪研究センターの「大阪における防災情報コンテンツの開発と防災教育の実践」の一環として行われました.

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「防災かるたアプリ」は,災害時の危険状況と避難時の心得を対応付けて学べるように百人一首形式のかるたとして考案されたもので,アプリで学んだ知識は紙かるたを用いて複数人で競い合いながら理解を深めることもできます.展示当日は,小学校入学前のお子さんがタブレット端末でかるたアプリをプレイした後,紙かるたの絵札を見せると避難時の心得を自分から説明し始める光景も見られ,遊びを通した学びを体験してもらうことができました.

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「ハザードマップアプリ」は,2011年より高槻市からGISデータの提供を受けて開発し,タブレット端末やスマホで利用できるように使いやすさについて改良を重ねてきたものです.今回展示されたハザードマップアプリには,今年刷新され市内全戸に配布された高槻市水害・土砂災害ハザードマップ(冊子)の内容に合わせて最新の災害リスクが反映され,危険区域や避難所の位置を災害状況によって切り替えて表示できるように工夫されています.

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また,改訂版の高槻市 水害・土砂災害ハザードマップには新しいガイドラインに基づく避難行動種別や避難時の行動指針など,最新の防災知識が織り込まれています.そのような知識をわかりやすく説明し,高槻市水害・土砂災害ハザードマップ冊子が有効活用できるように「ハザードマップ活用アプリ」「避難行動の目安確認アプリ」「避難行動の指針学習アプリ」を試作し展示しました.多くの情報をページ内に詰め込み過ぎないようにデザインされたハザードマップ活用アプリは,来場した多くの方々に内容が見やすいと好評でした.

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