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2012年02月06日

総合情報学研究科の大学院生グループが、ビジネスプランコンテストで入賞

総合情報学研究科の大学院生 中本聖也さん、柳田尚明さん、若林克磨さん、尾上洋介さんのグループが、大学院講義「実践ITベンチャー論」(田中成典先生、北川悦司先生)において2つのビジネスプランを立案し、両プランがビジネスプランコンテストで入賞しました。

【プラン名】
拡張現実感技術を使用した商品カタログサービスの総合支援
【受賞】
学生サポートセンター主催 第9回学生ビジネスプランコンテスト 「アイディア賞」受賞
(応募団体数149団体中、第3位)
日刊工業新聞社主催 第13回キャンパスベンチャーグランプリ大阪 「奨励賞」受賞
(応募団体数280団体中、第12位)
【概要】
近年、更なる顧客の獲得を目的にカタログ通販やネット通販などの通信販売を行う企業が増加しています。しかし、通信販売では、商品の情報を掲載できるスペースが限られているため、消費者は、商品紹介ページに掲載された画像や説明文などの限られた情報から商品の様子を推測しなければなりません。そのため、商品が手元に届いた際に、「イメージしていた商品とは違う」といった認識のずれが生じる問題があります。そこで、本提案事業では、現実空間に3次元オブジェクトを表示する「拡張現実感技術」を利用し、商品の様子を自宅に居ながらにして簡単に確認できるサービス事業を提案しました。本サービスを利用することで「店舗を訪れない限りは確認できなかった商品の様子を自宅に居ながら簡単に確認できる」という新しい購買スタイルを実現することができます。

【プラン名】
マイクロブログと近距離無線通信を組み合わせたリアルタイム広告サービスの総合支援
【受賞】
日刊工業新聞社主催 第13回キャンパスベンチャーグランプリ大阪 「奨励賞」受賞
(応募団体数280団体中、第12位)
【概要】
近年、TwitterやFacebookなどのマイクロブログが企業の広告宣伝媒体として注目されています。マイクロブログは、投稿が直ちに配信される「リアルタイム性」とユーザ同士の口コミによる強力な「伝搬性」を併せ持つ利点があります。しかし、マイクロブログの欠点として、現実世界の特定の場所に限定した情報配信が困難であることや、ユーザに登録されなければ広告効果を得られないという問題があります。そこで、本提案事業では、マイクロブログと近距離無線通信技術(Wi-Fi、Bluetooth)を組み合わせ、マイクロブログに投稿した情報を近距離無線通信を通じて、付近にいるユーザの携帯端末にリアルタイムに配信するサービスを提案しました。本サービスにより、商業施設の商品宣伝、イベント会場・スポーツ会場での実況中継、観光案内などの幅広い分野でマイクロブログを活用した情報配信が可能となります。

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