KANSAI UNIVERSITY

新着情報

2017.05.30

商学部の横山ゼミが、「ソーシャル×散走」企画コンテストに参加・発表しました。

 2017年5月28日、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル4階に新しくできた「シマノスクエア」において、「ソーシャル×散走」企画コンテスト(関西大会)が開催されました。このコンテストは、株式会社シマノが運営するライフ・クリエーションスペースOVEと、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)との共催で開催され、「ソーシャルな商品や企業、地域」と「散走*」を掛け合わせた散走プログラムを企画立案するコンテストです。

   *散走(さんそう)とは、散歩のように、ゆっくり自転車で巡りながら、伝統や歴史、食や文化など価値あるモノコトに触れて、様々な出会いや発見のある、自転車の楽しみ方です。

写真1    写真2 

 今回はテストケースとして、ソーシャル・イノベーションに関する研究を行うゼミへ声がかかり、京都産業大学経営学部ソーシャル・マネジメント学科の佐々木ゼミ、大室ゼミ、古村ゼミから11チーム、関西大学商学部の横山ゼミから3チームの計14チームが参加しました。

 第一次審査である書類選考を通過した8チームが、この日の最終審査のプレゼン発表会に挑み、ターゲット・提供価値などのコンセプトやコース内容に工夫を凝らした、ソーシャル×散走コースの企画発表が行われました。

写真3    写真4

 横山ゼミからは2チームが発表しました。「君のなら。:まだ知らない奈良を、探している」というテーマで、奈良の魅力をアピールするとともに、耕作放棄地活用やリサイクルについていろいろな形で体験学習する企画が、特別賞を受賞しました。また「堺BESTA散走:伝統が息づく町“堺”でソーシャルなひと・もの・ことを訪ねて」というテーマで、学生をターゲットに、彼らの価値観をゆさぶることを意図した企画が、大賞を獲得しました。APSP賞は「おおきにオーガニック」(佐々木ゼミ)、OVE賞は「素材にこだわる京都いいとこどり散走」(大室ゼミ)となり、どの発表チームも実務家・専門家審査員の方々から有益なコメントをいただきました。

写真5

 今回の参加で、学生たちは「他大学の発表も多彩で興味深く、ソーシャルプロダクツや地域について多面的に考え体験する貴重な機会になった」、「自転車だからこそできるお散歩といった文化の素晴らしさを体験できた」といった感想とともに、「顧客志向という概念は頭で知っていても、いざとなると自分たちの想いやストーリーを伝えることばかり考えてしまいがちで、ターゲットたちに響く企画づくりの大変さや大切さを痛感した」とも言っています。この企画立案プロジェクトを通して、座学や単一ゼミだけでは味わうことのできない学びを得ることができたようです。

記事及び写真提供 : 横山 恵子 教授

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