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米澤 朋子

教授 米澤 朋子

YONEZAWA Tomoko

博士(情報科学) 名古屋大学

教授 米澤 朋子 博士(情報科学) 名古屋大学

専門領域
コミュニケーションメディア科学
キーワード
ヒューマン-メディアコミュニケーションデザイン、五感マルチモーダル擬人化ロボット/エージェント、実仮想環境の視聴覚重畳インタラクション
学部担当科目
大学院担当科目
Mインタラクションの認知・メディア・文化、Mヒューマンロボットインタラクション設計論、D仮想コミュニケーションメディア科学特殊研究 講義A、D仮想コミュニケーションメディア科学特殊研究 講義B、D仮想コミュニケーションメディア科学特殊研究 演習1、D仮想コミュニケーションメディア科学特殊研究 演習2、D仮想コミュニケーションメディア科学特殊研究 演習3
関連リンク
メールアドレス
yone@kansai-udotacdotjp

研究内容

擬人的なロボットやシステム、および我々をとりまく音や映像の環境情報との、様々なコミュニケーションシーンが、世の中に徐々に到来しています。様々なシステムや携帯などを使うとき、私たちの先にあるのは、友達や家族等の『人とのつながり』や、例えば音楽や絵など共通の趣味について語り合ったりするように、よりスムースにコミュニケーションするためのメディア(媒体)です。また一方で、ロボットや擬人化エージェントが人を助けたり話し相手をすることも期待されています。しかし現段階では、そのようなメディアが私たちのコミュニケーション欲を十分に満たすものであるとは言えません。よって、私たちの身の回りにある不自由やコミュニケーション不具合に問題発見の目を向けそれらを解決するため、『新しいコミュニケーション表現システム』を創造することを目指しています。具体的には、ハードウェアやソフトウェアに偏らず、音や音楽・映像・マルチモーダル情報・ロボット等の擬人化メディアを、我々をとりまくWeb情報や音響空間といった情報環境と組み合わせて、より便利で人に馴染みやすいものにするために、コミュニケーションを助けるシステムを製作・改良し、ユーザ評価していく取り組みを行っています。

主な研究業績

  • Tomoko Yonezawa, Hirotake Yamazoe, Akira Utsumi, Shinji Abe, “Attractive, Informative, and Communicative Robot System on Guide Plate as an Attendant with Awareness of User's Gaze,” Paladyn. Journal of Behavioral Robotics, Volume 4, Issue 2, Pages 113-122, 2013.

  • Tomoko Yonezawa, Hirotake Yamazoe, Akira Utsumi, and Shinji Abe, “Assisting video communication by an intermediating robot system corresponding to each user's attitude,” Human Interface Society Journal (written in English), Vol.13, No.3, pp.5-13, 2011.
  • 米澤朋子, 山添大丈, 内海章, 安部伸治, “視線コミュニケーションのためのぬいぐるみの視線行動の設計と分析,” 電子情報通信学会論文誌 D, Vol.J92-D, No.1, pp.81-92, 2009.
  • 米澤朋子, 鈴木紀子, 間瀬健二, 小暮潔, “擬人化ジェスチャ表現を用いた歌声への連続的表情付与システム,” 日本音響学会論文誌, Vol.62, No.3, pp. 233-243, 2006.
  • 米澤朋子, 間瀬健二, “流体による楽器インタラクションの考察~Tangible Sound #2における展開,” 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, Vol. 5, No. 1, pp. 755-762, 2000.

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