化学生命工学部 福永健治教授が公益社団法人日本油化学会において日本油化学会学会賞を受賞

2025.05.15

団体:公益社団法人日本油化学会は,油脂・脂質,界面活性剤及び関連物質に関する科学と技術の進歩を図り,産業の発展,生活と健康の向上に寄与することを目的として活動。
賞の概要:油脂・脂質,界面活性剤及び関連分野における技術進歩,学術研究等において顕著な業績または功績のあった研究者に対して授与される。
受賞理由:福永教授は,水産資源に含まれるイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)といったn-3系高度不飽和脂肪酸(n-3PUFA)やそれらを構成成分とするグリセロリン脂質を対象に,栄養機能の評価およびグリセロリン脂質の酵素改変技術の確立を進め,機能性食品素材としての有効利用を目指した研究を行ってこられました。これらの研究の中で,イカの皮,ヒトデ,ホタテガイの内臓など未利用水産資源に含まれるn-3PUFA結合グリセロリン脂質の抗がん作用・脂質代謝改善作用を解明し,リポソーム化または酵素的化学構造改変による機能性向上,ならびに魚肉由来タンパク質との同時摂取による新たな栄養機能の付与を明らかにされました。