関西大学法科大学院
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2022/03/17

元氏成保教授が書籍を刊行しました。

実務家教員の元氏成保教授が、この度書籍を刊行しましたのでお知らせします。

『企業法務で知っておくべき税務上の問題点100』(清文社)
米倉裕樹、中村和洋、平松亜矢子、元氏成保、下尾裕、永井秀人 著

「我が国における税制度は非常に複雑なものとなっており、弁護士にとっても、税務問題を度外視して適切なリーガルサービスを提供することはほぼ不可能な時代になったといえます。

本書は、企業法務に特化して、弁護士がクライアントから相談を受けた際、問題となるべき税務問題、論点をピックアップし、その対処法についてまとめたものです。

一件、税務とはかけ離れた案件であっても、隠れた税務問題が潜んでおり、それが落とし穴となって最終解決が困難となり、あるいはあらたな紛争の火種となるなどといった事例も少なくありません。

そこで本書では、Q&A方式にて、実際に弁護士がクライアントから企業法務に関する相談を受けた際に知っておくべき留意点・対応策を、法務、税務両方の観点から、できる限り広範囲に紹介し、分かり易く解説することを試みました。

具体的には、事業承継、M&A、組織再編、海外取引、外国子会社管理、外国人労働者に関する問題、取引先・役員等に対する債権、役員報酬、グループ会社間での取引、企業不祥事、破産・倒産といったテーマでの留意点・対応策を、法務・税務の両側面から紹介しています。」
(著者:元氏成保)