2024年度学生募集要項は、2023年5月中旬に掲載予定です。出願にあたっては必ず最新の学生募集要項を確認してください。
学生募集要項・パンフレット(ご参考)一般入学試験概要
大学卒業見込者(早期卒業見込者を含む)、飛び級、大学卒業者、社会人など、法曹をめざす多様なバックグラウンドをもつ方を対象に、一般入学試験を行います。
併願について
法学既修者コースと法学未修者コースの併願について
本入試種別内において、「法学既修者コース」と「法学未修者コース」の併願が可能です。
法学既修者コースと法学未修者コースの併願者は、まず法学既修者コースにおいて審査を行い、そこで不合格となった場合のみ、次に法学未修者コースの審査を行います。
つまり、併願者が両コース同時に合格することはありません。3年かけて基礎から着実に学修することを強く希望する場合は、法学未修者コースを専願で受験することをおすすめします。
法曹コース特別選抜入学試験と一般入学試験との併願について
「法曹コース特別選抜入学試験(〔5年一貫型教育選抜〕または〔開放型選抜〕)」と「一般入学試験(法学既修者コース・法学未修者コースの一方または双方)」の併願が可能です。
法曹コース特別選抜入学試験(〔5年一貫型教育選抜〕または〔開放型選抜〕)と一般入学試験(法学既修者コース・法学未修者コースの一方または双方)の併願者は、それぞれの入試種別で審査を行います。
したがって、両入試種別の併願者は法曹コース特別選抜入学試験(〔5年一貫型教育選抜〕または〔開放型選抜〕)、一般入学試験(法学既修者コースまたは法学未修者コース)ともに合格することがあります。
審査方法・時間割
書類審査
学業(学部)成績をもとに計算した得点結果(100点満点)をもって、書類審査の得点とします。
なお、法曹コース修了(見込)者には特別評価として30点を加点します。
ただし、書類審査の合計点が100点を超えた場合はすべて100点として評価します。
筆記試験・面接試験
法学既修者コースは全日程ともに志願者全員を対象に、筆記試験(法律科目試験)を実施します。
なお、法律科目試験は、同日に行う他の入試種別の法学既修者コースと共通の出題により、同一時間帯に実施します。
法学未修者コースはS・A・B日程の志願者全員を対象に、筆記試験(小論文)と面接試験を実施します。
なお、小論文は、同日に行う他の入試種別の法学未修者コースと共通の出題により、同一時間帯に実施します。
法学既修者コース
日程 | 試験時間 | 科目 | 出題範囲・試験内容 | 配点 | |
---|---|---|---|---|---|
S・A・B日程 | 10:00~11:30(90分)※ | 民法 | 民法全般 | 主として、代表的かつ基本的な論点に関し、 法文および判例通説の理解ないし その応用能力を問う論述式試験とします。 |
100点 |
商法 | 商法全般 | 50点 | |||
12:30~13:30(60分) | 憲法 | 憲法全般 | 100点 | ||
14:00~15:00(60分) | 刑法 | 刑法全般 | 100点 |
※ 民法と商法は同じ時間帯に試験を実施しますが、出題と採点は科目ごとに行います。
法学未修者コース
日程 | 試験時間 | 科目 | 出題範囲・試験内容 | 配点 |
---|---|---|---|---|
S・A・B日程 | 15:40~16:40(60分) | 小論文 | 社会一般に関する論説を題材にして、 法曹養成教育を受けるための基盤的能力 (読解力、思考力、文章構成力等) を問う論述式試験とします。 |
150点 |
17:00~(1人約15分) | 面接 | コミュニケーション能力、理解力、表現力などを 総合的に評価します。 |
50点 |
- 注1 試験当日は、「受験票」(ダウンロードのうえ、A4サイズで印刷)を必ず持参してください。
また、一般入学試験(法学既修者コース・法学未修者コースの一方または双方)と法曹コース特別選抜入学試験(〔5年一貫型教育選抜〕または〔開放型選抜〕を併願する場合は、入試種別ごとに受験票を発行しますので、試験当日は、両受験票を持参してください。 - 注2 すべての科目において、持ち込みは一切不可です。
ただし、法学既修者コースの筆記試験(法律科目試験)については、本法科大学院において準備した六法〔ポケット六法(有斐閣)〕の参照を許可します。 - 注3 法学既修者コースの筆記試験(法律科目試験)のうち、憲法、民法または刑法のいずれか1科目でも基準点に抵触する場合※は、合計得点に関係なく、不合格となります。ただし、商法が基準点に抵触する場合※であっても、合計得点が合格最低点以上であるときは合格となりますが1年次配当必修科目「法律基本科目A」の「商法」の単位は修得したものとみなしません。
※得点が配点の20%未満となる場合 - 注4 法学未修者コースの面接試験の得点が著しく低い場合の面接は、合計得点に関係なく、不合格となることがあります。
また、法曹コース特別選抜入学試験(〔5年一貫型教育選抜〕または〔開放型選抜〕)と併願する場合の面接は、両入試種別併せて同一時間帯に実施します。