4月25日映画公開記念!
関大生『今日空』応援チーム、初のキャストインタビュー
文化・スポーツ
/俳優 萩原 利久さん /俳優 河合 優実さん
関西大学を舞台にした、4月25日公開の映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(大九明子監督)。この日、映画に出演した萩原利久さん、河合優実さんが関西大学を訪れた。『今日空×関西大学 ロケ地MAP in千里山キャンパス』の制作など、これまでにも映画のプロモーション活動を行ってきた「関大生『今日空』応援チーム」から7人の学生が集まり、萩原さんと河合さんにインタビューした。
チームを代表して新出貴太さん(経済学部4年次生)は、関西大学での撮影で印象に残っていることについて質問。萩原さんは「大学の中でこんなに撮らせてもらえることはなかなかありません。ぜいたくな環境で撮影をさせてもらいました」、河合さんも「関西大学のみなさんには感謝しかないです。屋上も教室も法文坂も、リアルな場所、本物の空間で撮影できたのは本当に良かったです」と話した。
関西大学の中で印象に残っている場所について、萩原さんは法文坂と第1学舎周辺を挙げ、「毎日、ここに学生のように通っていました。キャンパスライフを疑似体験できました」、河合さんは"待ち合わせの場所"として映画に出てくる正門と「映画にはあまり映っていないのですが、芝生(悠久の庭やあすかの庭)」を挙げ、「サークル活動をしている学生さんたちがたくさんいて、良い空気感がありました」と語った。
『ロケ地MAP』を眺めながら楽しそうにインタビューに応じた2人。「あすかの庭でランチするのは勇気がいる」との記述に対し、河合さんが「どうして勇気がいるんですか?」と学生に逆質問するなど、終始和やかな雰囲気で進んだ。
萩原さんは、前日に特別企画としてサプライズ登場をした「新入生の歓迎の集い」の感想を聞かれると、「びっくりしました。あんなに声を上げて喜んでもらえるとは思っていませんでした。これまでの人生で最大の歓声を浴びた気がします。(関大生の)一人ひとりの持っているパワーがすごいんだと思いますよ」と振り返った。河合さんも「学生さんにこんなに応援していただけてうれしいです」と話し、学生たちが笑顔になる場面も見られた。
「関大生『今日空』応援チーム」は、学術研究会マス・コミュニケーション学研究部の部員を中心に結成。『今日空×関西大学 ロケ地MAP in千里山キャンパス』は、メンバーが学内外のロケ地を歩き、映画会社や周辺店舗などの協力も得てまとめ上げた。マップは学内各所のほか、吹田市役所や吹田市立図書館、大阪・東京などの上映映画館にも置かれ、ロケ地としての関西大学の魅力を発信している。キャンパスでは、映画の公開前からこのマップを手に「聖地巡礼」をする人の姿も見られる。
チームは映画についてのSNS発信や、大学正門に掲げられている映画公開を告知する懸垂幕のデザインのほか、4月6日に開催された関西大学校友会ホームカミングデーでも"映画応援ブース"を設けて卒業生にロケ地マップやチラシを配布するなど、さまざまなかたちで映画について広める活動に取り組んでいる。
また、3月に挙行された2024年度関西大学卒業式では、芝井敬司理事長が卒業生に向けた祝辞で「社会に出て最初の必修科目は、映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を観ること」と紹介するなど、大学を挙げて関西大学が舞台の映画を応援している。