プログラミングの授業風景(1年生)

関西大学初等部では、1年生からプログラミングの授業を行っています。
今日は、「シーケンス」というプログラミングの概念を取り扱う単元を学びました。
シーケンスとは、一連の動作における順序のこと。
授業者は、子どもたちにプログラミングの意味について説明した後、 歯磨きのシチュエーションを提示しました。
「歯磨きをやってごらん」と言うと、歯を見せて、手を左右に動かして磨いている様子をします。
「でも、歯磨きってそれだけ?」と聞くと、口からぺーっと出すジェスチャーをする子が。
「じゃあ、口から何が出てるの?」と聞くと、「水!」と答えます。
「水はどこから来たの?」と聞くと、「蛇口からコップに入れる」と答えます。
これらから、子どもたちは、歯磨きにはただブラシで歯を磨く以外に、たくさんの行動が順序に沿って並んでいることに気づきました。
それが「シーケンス」なのだということを押さえました。
このあと、「きんのおの」を読んで、お話を時系列に並べる活動をした後、「code Spark」というブロックプログラミングのアプリケーションに取り組みました。
こどもたちは意欲的に取り組み、みんなで協力しながら進めることができました。