KANSAI UNIVERSITY

陸上ホッケーを通してつかんだ充実したキャンパスライフ
中野伶舞さん(1年次生)へのインタビュー

新しいことに挑戦したい。その気持ち一心で。

中学、高校と陸上競技部に所属しており体を動かすことが好きだったので、大学でも何か部活に入りたいと思っていました。大学では新しいことに挑戦したかったので、できれば大学から始める人が多い部活を・・・と体育会ホームページを見ていたところ、陸上ホッケー部の「初心者大歓迎」という文字が目に留まり興味を持ちました。友達と一緒に千里山の練習見学に行き、とても和やかな雰囲気だったことと優しい先輩方ばかりだなという印象が強く、私もここで部活をしたいと思い入部しました。

明確な目標と居心地のいい空間を持つことができた。

初心者が多いので、スタートが同じという意味でも、一緒になって頑張れる仲間がいることが一番よかったと思うことです。先輩方や経験のある同回生に丁寧に教えてもらいながら練習に励んでいます。純粋にホッケーをすることが楽しいですし、本当に優しくて熱心な先輩方と気の合う同回生たちと一緒にいて、とても居心地がいいです。他キャンパスにたくさんの友達を作ることができたこともクラブに入ったおかげですし、部活終わりや休みの日にもよく一緒にご飯を食べに行ったりしています。また、クラブを通して、忍耐力や仲間と団結する力を養うことができるので、そのおかげで学部での学びはもちろんのこと、下宿生活でしんどいときにも心折れずに頑張ることができていると思います。

ワクワクドキドキの一人暮らし。 苦労したのは・・・お金の管理です。

一人暮らしをしているので、部費や試合、合宿への交通費など、やはりお金の管理が一番大変ですね。特に入学したての頃は、部活終わりに帰宅後、疲れてすぐに寝てしまうことが多々あり、食事などやらなければいけないことが疎かになってしまっていました。でも苦労した点といえばそれくらいです。ミューズキャンパスと千里山キャンパス間の移動は、1時間もかからないですし、友達と喋りながらだとあっという間なので、苦ではありません。ただ、平日4・5限まで授業がある日は、全体練習に間に合わないので、そこは残念に思うところではあります。でも仲間に差をつけられないよう、自主練は欠かさずやっていますけどね。

周りからの刺激によって芽生えた自覚。ひとまわりも、ふたまわりも大きくなりたい。

入学してまもなく、周りの仲間の行動力のすごさに驚かされました。積極的に地域ボランティアに参加している人、自らの足で被災地に出向いて復興支援活動をしている人など、感心すると同時に「自分も何かやらなきゃ」と刺激を受けました。高校までは両親や先生に頼っていたことも大学生になってからは、自分自身でやらなければなりません。そんな自覚も芽生え始め、自ら考えて行動するということを意識するようになったことが大学生としての最初の成長かな、と思います。
勉強においても、まだまだ「安全学」の基礎の基礎しか習っていませんが、それでもニュースや新聞などで流れる災害や事故についての情報をただ鵜呑みにするのではなく、少しずつ自分というフィルタを通して、物事を考えられるようになってきました。

地元東北の復興の力になりたい。

社会安全学部では、一つの学問分野に限定せず、様々な学問分野を広く、そして深く学ぶことができます。それらすべては「安全」と結び付いているわけですが、「安全」にも色々な形があります。将来どのような形で社会に貢献していきたいのかと言えば、まだ具体的なビジョンはありませんが、今後の学びのなかで、自身の進みたい進路を見つけたいと考えています。そのために今履修している基礎科目をしっかり、なかでも特に興味のある"法学"と"心理学"の授業に積極的に取り組んでいます。また、部活動においても1年生として今自分にできることを精一杯行い、いつかは中心選手となれるよう日々精進していきたいと思います。勉強も部活も好奇心と向上心を持って全力で取り組んでいくつもりです。そうして学部で培った力を東北に持ち帰りたいと思っています。

受験エピソード

私は一般入試で合格しました。私の地元は福島県で、東日本大震災を経験した際、何もすることができなかった自分が悔しくて、こういう時こそ少しでも何かの力になりたいと考えるようになったんです。そんなとき、関西大学社会安全学部の存在を知り、ここで災害や事故についての知識を身につけたいという思いを抱きました。そうしてオープンキャンパスに行ってみると「ここしかない!」と完全に魅了されて、受験を決めました。
英語を重点的に受験勉強に励み、関大の出題形式に慣れるために過去問を片っ端から解きました。単語帳は暇があればみるようにしていたので、当時はどこへ行くにしても必需品でしたね。
学部として「社会安全学」という学問を学べるのはここだけなので、社会からも注目されていますし、他大学と比較すると防災面において1歩先を行く学部だと私は思います。受験勉強の際、成績が伸び悩んで心が折れそうになる時もあると思いますが、自分を信じて努力を続ければ結果は必ず付いてきますので頑張ってください!

  • ※この記事は2013年9月時点のものです。