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2010年05月13日
*日 時: 平成22年6月2日(水)9:00~10:30
*場 所: 高槻キャンパス/TE101
*講 師: 高知工科大学教授 王 碩玉 氏
毎年、敬老の日に年齢別の人口データが公表され、日本の人口高齢化が問題となっています。さらに、若年齢層の人口が減り、福祉における介護の問題も顕著化しています。いまや「少子・高齢化社会」は言葉としてはすっかり定着していますが、しかし、問題の本質は年齢別人口や子供・若年齢に対する人口比率ではなく、将来、高齢化社会を迎えた際に国民が直面する「健康と教育問題」にあります。そこで、ここでは、健康増進や機能回復、創造性育成を目的として、当研究室で開発している種々のロボットを紹介し、ロボティクスが少子高齢化社会に貢献する可能性について議論します。