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植原 亮

教授 植原 亮

UEHARA Ryou

博士(学術) 東京大学

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専門領域
哲学・科学倫理学
キーワード
科学的世界観と人間、「逸脱」の倫理、科学リテラシー
学部担当科目
大学院担当科目
Mインタラクションの認知・メディア・文化、M現代哲学、D科学技術基礎論特殊研究 講義A、D科学技術基礎論特殊研究 講義B
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メールアドレス
uehara@kansai-udotacdotjp

研究内容

ある意味で万物は自然現象にほかならないはずですが、人間は、自分自身を含む世界をそのようなものとしては見ていません。人間の心や道徳、人間の生み出す製造物・社会機構などは、自然の秩序からは逸脱しているように思われるからです。私の研究では、万物をあくまでも自然現象として捉える観点がどこまで貫けるか、その観点と人間の日常的な世界認識とのギャップが生じるのはどこなのかを大きなテーマとしています。他方、科学技術は自然をつくりかえる大きな力を人間にもたらしましたが、それは近年いっそう急速に発達しつつあり、それに伴って、たとえば脳と情報処理装置を結びつけようとする技術の登場に見るように、科学技術の力は人間自身にまで及び始めています。そのような技術が社会のありようや私たちの自分自身に対する見方をどのように変化させていくのか。そこにどのような倫理的・哲学的問題が潜んでいるのか。こうした問題の解明もまた、私の研究の重要なテーマとなっています。

主な研究業績

  • 単著:『実在論と知識の自然化』、勁草書房、2013

  • 論文:“Why should we limit radical cognitive enhancement?”, Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, Japanese Association for Philosophical and Ethical Researches in Medicine, No.4, 2011
  • 翻訳:ティム・クレイン『心の哲学』、勁草書房、2010
  • 共著:信原幸弘・原塑・山本愛美編『脳神経科学リテラシー』、勁草書房、2010(第9章「BMI―脳と機械を結びつける」、第11章「スマートドラッグ―薬物によるエンハンスメント」担当)
  • 共著:信原幸弘・原塑編『脳神経倫理学の展望』、勁草書房、2008(第7章「薬で頭をよくする社会―スマートドラッグにみる自由と公平性、そして人間性」担当)

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