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荻野 正樹

教授 荻野 正樹

OGINO Masaki

博士(工学) 大阪大学

教授 荻野 正樹 博士(工学) 大阪大学

専門領域
認知ロボティクス
キーワード
神経モデル、赤ちゃんロボット、コミュニケーションロボット
学部担当科目
導入ゼミ、コンピュータの言語、認知ロボティクス、ロボットブレインコンピューティング実習、専門演習、卒業研究
大学院担当科目
Mインテリジェントコンピューティングの応用、M社会を変えるモバイルロボティクス、M論文指導、M認知発達ロボティクス
関連リンク
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メールアドレス
ogino@kansai-udotacdotjp

研究内容

ロボットが人間と違和感なく共に生活を送るためには、ロボットがヒトと同じように環境と相互作用し感覚を共有することが必要となります。ヒトも生まれて最初から大人と同じような認知能力を持つわけではなく、環境との相互作用を通じて発達的に段階を踏みながら必要な認知能力を身につけていると考えられます。この各発達段階で身につけていく認知能力をロボットに持たせることで、ヒトの持つ認知メカニズムの原理を知ることを目的としています。特に注目している分野としては、高次視覚野、社会的なルールの学習、言語獲得等、環境への適応に関する能力について、実際のロボットの適応能力の実装を通して発達原理に迫ることをテーマとしています。

主な研究業績

  • Masaki Ogino, Hideki Toichi, Yuichiro Yoshikawa, and Minoru Asada. Interaction rule learning with a human partner based on an imitation faculty with a simple visuo-motor mapping. Robotics and Autonomous Systems, 54(5):414-418, 2006.
  • Ayako Watanabe, Masaki Ogino, and Minoru Asada. Mapping Facial Expression to Internal States Based on Intuitive Parenting. Journal of Robotics and Mechatronics, Vol.19, No.3, pp.315-323, 2007.
  • Fuke Sawa, Masaki Ogino, and Minoru Asada. Body image constructed from motor and tactle images with visual informaiton. International Journal of Humanoid Robotics, Vol.4, No.2, pp.347-364, 2007.
  • 菊池匡晃, 荻野正樹, 浅田稔. 顕著性に基づくロボットの能動的語彙獲得. 日本ロボット学会誌, Vol.26, No.3, pp.261-270, 2008. (日本ロボット学会論文賞)
  • Sawa Fuke, Masaki Ogino, and Minoru Asada. Acquisition of the Head-Centered Peri-Personal Spatial Representation Found in VIP Neuron. IEEE Transactions on Autonomous Mental Development, Vol.1, pp.131-140, 2009.

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