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松下 光範

教授 松下 光範

MATSUSHITA Mitsunori

博士(工学) 大阪大学

教授 松下 光範 博士(工学) 大阪大学

専門領域
インタラクティブシステムデザイン
キーワード
インタラクションデザイン、知的情報編纂、情報の要約と視覚化
学部担当科目
導入ゼミ、情報処理、インタフェース工学、ソフトウェア実習、フィジカルコンピューティング実習、専門演習、卒業研究
大学院担当科目
Mインタラクションデザインの理論と実践、M論文指導 、M実世界インタラクション、 Dインタラクションデザイン特殊研究 講義A、Dインタラクションデザイン特殊研究 講義B、 Dインタラクションデザイン特殊研究 演習1、Dインタラクションデザイン特殊研究 演習2
関連リンク
メールアドレス
m_mat@kansai-udotacdotjp

研究内容

私達は、日常生活において様々な情報処理システムの恩恵を受けながら暮らしています。ICT (Information Communication Technology) の高度化やネットワークの普及によって、それらのシステムの利用場面は格段に増加していますが、全てのシステムが必ずしも「使いやすい」ものになっていないのが現状です。システムの使い勝手の悪さに辟易としたり,苛立ちを感じたりした経験はないでしょうか。このような現状を少しでも解消するために、ユーザとシステムとの間のやりとり(インタラクション)に注目し、機能と使いやすさが両立するようなシステムを実現するにはどうすればよいか研究を進めています。具体的には(1)ユーザの振る舞いや要求の分析・モデル化、(2)新しいシステムのデザイン創出、(3)システムの実装と評価、をひとつのサイクルとし、このサイクルを繰り返していくことで、「使いやすい」システムはどのようにあるべきなのかを探求しています。

主な研究業績

  • Mitsunori Matsushita, Eisaku Maeda, Tsuneaki Kato: Interactive Visualization Method of Numerical Data Based on Natural Language Requirements, International Journal of Human-Computer Studies, Vol. 60, No. 4, pp. 469-488 (2004)
  • 松下光範, 加藤恒昭: コンテキスト保持による探索的データ分析支援の枠組, 知能と情報, Vol.18, No.2, pp. 251-264 (2006)
  • 松下光範: InTREND: ユーザの探索行為と振り返り行為に着目したデータ分析支援システム, 情報処理学会論文誌, Vol.49, No.7, pp.2456-2467 (2008)
  • 松下光範、 加藤恒昭: 情報編纂研究促進のための試み、 人工知能学会論文誌, Vol.24, No.2, pp.272-283 (2009)
  • 松下光範、松田昌史: 対面協調作業における非言語モダリティの影響、日本バーチャルリアリティ学会論文誌, Vol.15, No.2, pp.111-120 (2010).

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