KANSAI UNIVERSITY
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心理学専攻ゼミ・卒業研究テーマ

My point of view私が選んだ研究テーマは

人の心と消費の関係を学び、産学連携で実践する。

中西 風斗 / 鶴岡 貴志

3年次のゼミでは論文講読に並行し、3つの産学連携活動を経験しました。春学期にはトップ産業株式会社と共に、主婦向けの便利グッズを開発。取引先との商談に同席するなど、貴重な経験ができました。夏はロフトの店頭で、防災グッズの販売促進活動や非常食の試食会などを実施。店舗内購買行動に関する知識を活かすことができました。そして、秋学期にはDHCの新商品開発コンペに参加。消費者の心理を踏まえたターゲット設定や商品コンセプトが高く評価されました。こうした産学連携活動を通して、授業や論文講読で得た理論を現場で実践できたと感じています。卒業研究は「消費者の購買意欲を促進するパッケージデザインの検討」をテーマに、調査や実験を行います。商品パッケージを見た時の心理状態を、目線の動きを通して探っていきたいと思います。

心理学専攻のオススメ講義は?

話題の商品や企業の戦略から消費者の心の裏側を学べる。販売活動や購買心理に着目した「産業心理学」です。身近な事例を基に理論を解説してもらえるため、自分の体験と重ねて学ぶことができます。

心理学専攻の魅力は?

多様な心理学の分野を専門的に学べる。臨床心理学や社会心理学、産業心理学など、さまざまな分野において第一線で活躍されている先生方の下で学べる点です。また、入学後に専門とする分野を選べるのも魅力です。

Professor's adviceProfessor's advice教員からのアドバイス

池内 裕美 教授Professor Hiromi Ikeuchi

産学連携での経験を卒業研究に活かし、実践にも役立つ成果をめざしてください。

パッケージは「マーケティングの最後の5秒」と言われるほど、購買行動に大きな影響を与えます。視線計測は、その影響力を調べる上でも有益な方法ですね。先行研究をしっかり調べ、現場でも活用できる成果を期待しています。

My point of view私が選んだ研究テーマは

化粧が第一印象に与える影響を実験的に考察。

前川 玲恵

人の第一印象が変わりゆくことに疑問を覚え、“人の認知”を扱う実験心理学の分野に興味を持ちました。「化粧による印象の変化」についてグループ実験に挑戦。13パターンの化粧を施した美人の平均顔を用いて心理テストを実施し、その結果をもとに分析しました。卒業研究では物忘れしやすい人、しにくい人の性格差といった人間の記憶の変容と性格の関係について実験的に追究したいと思います。

心理学専攻を選んだ理由は?

心のしくみを知りたかったから。親友が精神疾患を患ったことがきっかけで、人の心に興味をもつようになりました。産業心理学や臨床心理学など、幅広い心理学が学べる本専攻に進学しました。

心理学専攻のオススメ講義は?

こころの働きのしくみを学べる「認知心理学」。感じる、覚える、話す、判断するといった基本的なこころのしくみについて学びます。授業で挙げられる例には、自分の経験と重なることも多く、驚きと発見があります。

心理学専攻の魅力は?

主体的に学ぶ姿勢がしっかりと身につく。1年次の基礎研究や2年次からの実験実習などで、こころのしくみを解明するための実践的な技法を学びます。仮説検証のために実験・調査を自ら計画実施することから論理的思考が身につき、データ解析技術も習得できます。

Professor's adviceProfessor's advice教員からのアドバイス

関口 理久子 教授Professor Rikuko Sekiguchi

実験心理学の手法を用いて、自身の力で追究してください。

“認知の変容”という自分の取り組みたいテーマをはっきりともっている前川さん。これまで学んだ実験心理学の実証的な手法で追究してほしいですね。自身の力で答えまでたどり着くと期待しています。

My point of view私が選んだ研究テーマは

SNSを活用して実店舗への顧客誘導について考える。

吉田 真世

消費心理に関する知識を実践に活かすため、化粧品メーカーと共同研究という形で、店頭販売される新商品のwebプロモーション企画に取り組みました。私のグループが考えたのは、動画投稿によってネット上で話題を広め、人々を店舗に誘うというしくみ。説得性を高めるために先輩が収集した調査結果を紹介資料として活用し、先生や他グループのゼミ生の意見も参考にしながら、企画を完成させました。

心理学専攻を選んだ理由は?

きっかけは色彩心理学への関心。高校の自由発表で、看板の色と売り上げの関係を調べるうちに、色彩心理学に興味をもつように。産業心理学を学べる点に魅力を感じ、関西大学の心理学専攻に進もうと決意しました。

心理学専攻のオススメ講義は?

実例から理論を学べる「産業心理学」。口コミの効果、衝動買いの心理など、消費者行動に関する理論を、動画などで具体例を見ながら学べる講義。企業の販売活動に心理学が活用されていることがよくわかりました。

心理学専攻の魅力は?

相手の立場で考える姿勢が身につく。人の何気ない視線の動かし方や、身のこなしなどに、どのような意味が込められているのかを考える習慣がつきました。相手の心を思いやる気持ちが以前より深まったように思います。

Professor's adviceProfessor's advice教員からのアドバイス

池内 裕美 教授Professor Hiromi Ikeuchi

企業との産学連携の経験を活かして、心理学の専門研究をさらに進めてください。

企業との共同研究を経験した吉田さんは、心理学の理論を実感をもって理解できるようになったと思います。これからも新しい知識を吸収して、現状に甘んじることなく成長し続けてほしいですね。

My point of view私が選んだ研究テーマは

自閉症傾向がある人の心の状態を楽にする新たな方法を研究中です。

金山 裕望

自閉症傾向が高い人は、うつや不安など、心の症状を併発することがあります。私の研究は、そうした人たちを援助するための方法を考えること。これまでの「過去の経験を思い出して乗り越える」方法は、それを苦痛に感じる人が多いことを学び、「今の思いに対する気づき」への注意を促す新しい方法を検討しています。海外での実践例の研究やアンケート調査を通じ、日本での導入の可能性を探っていきたいと思います。

心理学専攻を選んだ理由は?

心の悩みの解決に取り組みたい。高校時代、心の悩みをもつ友人の力になりたいと思ったのがきっかけで、臨床心理士という資格に興味をもつように。実践的な学び方ができる点に魅力を感じ、関西大学を選びました。

心理学専攻のオススメ講義は?

人を変えようとせず、視点を変えてみる。「教育心理学」です。問題行動を起こす相手を悪者と決めつけるのでなく、「どうすれば一緒にやっていけるか」というように、視点を変えて解決の糸口を探すという考え方が新鮮でした。

心理学専攻の魅力は?

心という身近なテーマに取り組める。研究を通じ、人を偏見なしに受け入れる柔らかい視点がもてるようになることです。ゼミには思いやりの深い人が多いので、心をめぐる気づきが得られることも魅力です。

Professor's adviceProfessor's advice教員からのアドバイス

佐藤 寛 准教授Professor Hiroshi Sato

心理的苦痛を和らげる方法が見つかれば、新しい支援の技術として活用が期待されます。

丁寧に集められたデータは、私たちが思っている以上に多くのことを教えてくれます。金山さんの研究から自閉症傾向のある人たちへの支援に貢献できる成果が得られることを期待しています。

My point of view私が選んだ研究テーマは

人の心がもつ明るさや強さについてユーモアから考える。

橿本 浩貴

ユーモアのストレス緩和機能について研究しています。これまでに、ストレスを緩和するユーモアには、問題から逃げる“回避ユーモア”、他者をなじる“攻撃ユーモア”のほか、自分の失敗も受け止め、冗談まじりに語れる“受容ユーモア”があることを先行研究から学びました。今後は、心身に対して最もポジティブな働きがあるといわれる“受容ユーモア”を中心に、専用の検査方法を使ってデータを取り、分析していきたいと思います。

心理学専攻を選んだ理由は?

心を理論的に探究する方法に興味。心の動きをどうやって調べるのだろうという疑問が出発点。データ収集から統計的処理、分析、仮説という科学的なアプローチを知り、さらに心理学が好きになりました。

心理学専攻のオススメ講義は?

心理学研究者に必要な心づかいを学ぶ。アンケートの作り方などを学んだ「心理測定法」。わかりやすい質問文の書き方など技術面だけでなく、被験者への配慮など、心理学研究者がもつべき心構えも理解できました。

心理学専攻の魅力は?

在学中に世界的な新発見に出合えるかも!何気ない人の行動について、理論を立てて考えるおもしろさにあふれた学問です。重要な発見や新しい理論がリアルタイムで登場する、新しい学問分野である点も魅力ですね。

Professor's adviceProfessor's advice教員からのアドバイス

雨宮 俊彦 教授Professor Toshihiko Amamiya

ユーモアがウェルビーイングに与える役割について研究を通して学びましょう。

橿本さんは現在、調査計画を立て、本格的なリサーチの準備中です。受容ユーモアの研究を通じて、ユーモアとウェルビーイングとの関連について理解を深めてほしいと思います。

My point of view私が選んだ研究テーマは

企業の社会貢献活動に対する消費者意識の在り方について考える。

横尾 美香

「コーズ・リレーテッド・マーケティング(CRM)」について研究しています。これは、企業が収益の一部を環境保全などの社会貢献事業にあて、消費者のイメージの向上を図るとともに売り上げの増加をめざすマーケティング手法のこと。例えばアフリカに井戸をつくり、「商品の水1リットルを買うごとに、アフリカに安全な水10リットルが生まれる」という飲料水メーカーのキャンペーンなどが有名です。
CRMには環境保全のほか、動物保全、文化財保護、教育支援など、さまざまな活動形態がありますが、私はどのような内容がより消費者の興味をひき、商品の購買に影響を与えるのかについて関心があります。特に同じ環境保全でも、アフリカの水をきれいにするのと、身近な琵琶湖の水をきれいにするのとでは、消費者の意識にどのような違いを生むのかといったことについて調べる予定です。近畿圏の大学生200名を対象に質問紙調査を行い、その分析を通じてCRMに対する消費者の態度や今後の可能性などを導き出したいと思っています。

心理学専攻を選んだ理由は?

消費者の心理に興味があった。消費者はどのような心の動きに基づいて商品を買うのか。消費者の心理やマーケティングに高校のころから興味があり、専門的な知識が学べる心理学専攻を選びました。

心理学専攻のオススメ講義は?

店内レイアウトにも心理学が応用される!?1,980円と2,000円では20円しか差がないのに、前者の方がかなりお得だと感じませんか。「産業心理学」では、そういった価格設定やレイアウトなどの影響による消費者心理について学べます。

心理学専攻の魅力は?

とにかく心理学の学問領域は多様で広大!興味のあった産業心理学以外にも、教育心理学や社会心理学など、さまざまな学問領域があり、それぞれを興味深く学ぶことができます。多様な領域に触れることで、複眼的な視点も養われました。

Professor's adviceProfessor's advice教員からのアドバイス

池内 裕美 教授Professor Hiromi Ikeuchi

心理学の実験的な手法により、CRMによる数字に表せない効果を調べることも可能です。

コーズ・リレーテッド・マーケティングの「コーズ」とは“社会的な主義・主張”を意味し、1980年代にアメリカで始まったとされます。取り組み自体が比較的新しいので、まずは日本でどのような事例があるのか、現状を把握する必要があるでしょう。またCRMの効果を研究するには、キャンペーン内容が異なる架空の商品をいくつか提示して、消費者の反応の違いをみるといった、実験的手法を用いることも可能です。
CRMによって、企業やブランドのイメージなど数字で表せない価値がどれだけ上がるのかを知ることは、社会的にも意義あることです。どのようなCRMが人々のココロをより動かすのか、一緒に探求していきましょう。

卒業研究テーマの一例

  • 色彩の心理学的研究—人のこころを落ち着かせる色彩の検討—
  • 心拍変動が感情制御方略に与える影響について—心身の反応の不一致—
  • 公判前報道の内容と認知欲求が量刑に与える影響
  • 女子大学生のやせ願望とダイエット意識の調査について
  • ポジティブ気分とネガティブ気分が曖昧な表情認知に与える影響
  • 課金からみるソーシャルゲーム依存、その誰しもなりうる危険性
  • ファン心理と自尊感情・孤独感との関連性
  • 褒められることが苦手なのはなぜ-自尊心と被受容感と信頼感との関連-
  • 児童・生徒期の母親の養育態度が大学生の学習動機に与える影響
  • 衣服の色が人の印象形成に及ぼす心理的影響について
  • 色の感情操作が香りを発する商品に与える影響
  • 愛着スタイルや被受容感・被拒絶感が「可愛い」感情に及ぼす影響について
  • 大学生におけるスマートフォンの利用目的別の依存と孤独感の比較
  • 化粧行動における自己意識について―LINEのアイコンによる検討―