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森尾 博昭

教授 森尾 博昭

MORIO Hiroaki

Ph.D (フロリダアトランティック大学)

教授 森尾 博昭 Ph.D (フロリダアトランティック大学)

専門領域
社会心理学
キーワード
喫煙などへの社会的態度、自己愛と傷つきやすい自己、インターネットの心理
学部担当科目
大学院担当科目
情報行動に関する心理学的モデルの構築、M社会的影響論、Dインターネット心理学特殊研究 講義B、Dインターネット心理学特殊研究 演習3
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メールアドレス
hmorio@kansai-udotacdotjp

研究内容

テレビのタレント、商品、政策、民族、何らかの行動、などなどありとあらゆる社会的な対象に対して、われわれは究極には好き嫌いへと還元される『態度』を持っています。このような『態度』を軸に、幾つかの方向へと研究を発展させています。まず、個人の社会的態度の構造を研究のテーマとした一連の研究では、パーソナル・コンピュータを用いて、態度をダイナミックに測定する手法を確立しようとしています。また、われわれはひとりで生きているのではありませんから、日々、身の回りの人と接触し、情報をやりとりします。この際、われわれは接触した相手に影響を受けます。このような個人間の接触の積み重ねが、集団や社会全体へとどのような影響を与えるのかを検討するのが、ダイナミック社会的インパクト理論です。仮想のネットワークに人々を配置し、実際に人々がコミュニケーションを行う実験を行い、この理論の発展を試みています。また、この実験から派生して、コンピュータ・ネットワークを介したテキスト・メッセージを、大学教育での協調学習へと結びつけることができないか、といった研究も行っています。

主な研究業績

  • Tafarodi, R. W., Nishikawa, Y., Bonn, G., Morio, H., Fukuzawa, A.,& Lee, J. (in press). Wishing for change in Japan and Canada. Journal of Happiness Studies.
  • 森尾博昭(編著)(2011). 対人関係の心理学:社会心理学でのぞく心の仕組み 技術評論社
  • Morio, H. (2009). Attitude as attractors: Toward dynamical systems of beliefs and values. Saarbrücken, Germany: VDM-Verlag.
  • Morio, H., & Buchholz, C. (2009). How anonymous are you online? Examining online social behaviors from a cross-cultural perspective. AI & Society, 23, 297-307.
  • Tafarodi, R. W., Shaughnessy, S., Lee, W. W-S., Leung, D., Ozaki, Y.,Morio,H., & Yamaguchi, S. (2009). Disregard for outsiders: A cultural comparison. Journal of Cross-Cultural Psychology, 40, 567-583.

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