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2015年12月24日

大阪市ホームページの使いやすさ向上のための検討結果を大阪市役所で報告

 ICTの戦略的活用に積極的に取り組んでいる大阪市の公式ホームページにおける使いやすさ(ユーザビリティ)向上のための検討に堀研究室が協力し、12月4日 大阪市役所で政策企画室の関係者に結果報告のプレゼンテーションを行いました。

 この検討作業には、ユーザビリティ評価について専門的に学んでいる学生4名(大学院生1名、4年生1名、3年生2名)が2ヶ月間にわたって取り組みました。特に、ユーザが情報を見つけ出す際に戸惑うポイントや傾向を見極めるために、サイトから情報を探索する作業を10名の協力者に実施してもらい、サイト閲覧中の操作と発話を分析しました。当日は、評価協力者がサイト内を探索する様子を記録した動画も紹介しながら、情報探索の初期段階で過剰な選択肢が提示されないようにするデザイン案などを説明し、今後の改善方策について大阪市職員の方々と活発な討論を行いました。報告を受けた市職員の方からは「いただいた改善方策も活かしながら、使いやすさの向上を図っていきたい」との謝辞をいただきました。

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 堀研究室は、「堺町家物語」(2015年2月公開) 「八尾市キッズサイト」(2013年3月公開) の制作にも協力してきました。近隣自治体との連携活動を通してユーザの立場からウェブの使いやすさとデザインについて学び・研究している本学部生・大学院生は、地域における情報発信の充実に貢献しています。

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