
先輩職員の声
業務内容・職場の紹介
関西大学は3カ所に併設校があります。関大前の第一高等学校・第一中学校・幼稚園、高槻の初等部・中等部・高等部、上新庄の北陽高等学校・中学校です。3カ所の中で唯一、大学と敷地を異にする北陽キャンパスは、最寄駅が阪急上新庄駅・下新庄駅、JR淡路駅と各沿線からアクセスしやすく、関大前の千里山キャンパスにも近い立地です。千里山キャンパスには各併設校事務室をとりまとめる初等中等教育課があり、確認や共有のため密に連絡をとり合っています。
北陽事務室では関西大学北陽高等学校・中学校の入試広報、学校行事の補助、式典の準備、各種補助金に関する手続き、大学との連携プログラムの運営、施設管理から各種庶務的業務に至るまで、あらゆる業務を一つの部署で行っているため、幅広い知識を身につけることができます。また、様々な場面で教員と協働しながら業務を進めています。主な業務の内容は以下のとおりです。
○教務に関する業務…休学・転退学等の学籍異動処理、学費関連、証明書発行など
○卒見者入試に関する業務…関西大学への進学に係る特別入試の実施補助など
○中高大連携プログラムに関する業務…関西大学との各種連携プログラムの実施補助など
○入試・入試広報に関する業務…北陽高等学校・中学校の入試広報行事の実施補助、出願手続きの処理など
○補助金関係業務…授業料無償化制度・各種奨学金・国庫補助金の申請手続きなど
○学校行事関連業務…入学式・卒業式の実施補助、体育祭・文化祭等の各種学校行事の実施補助など
○庶務業務・出納業務…各種調査の対応、物品調達、支払処理、施設・設備の管理、自治体等への届出など
余談ですが、北陽キャンパスにはビオトープがあります。メダカやモツゴが育っており、夏頃には蓮の花を見ることができます。事務室から近いため、時折様子を見ることが気分転換になっています。
仕事のやりがいなど
日々の仕事では、それぞれの作業が全体の中のどの過程なのか、なぜその作業が必要なのか、その作業によってどういった結果が得られるのかなど、業務の繋がりを意識し「想像すること」を大切にしています。
小さな作業一つでも成果をあげるために必要な過程だと実感するとやりがいがあります。毎年度同じ行事等を繰り返す中でも、過去の実績から課題を見つけ改善する、そのときの状況にあわせた方法に変える、望ましい結果を得るために工夫するなど、全く同じ業務はなく、常に何かしらの新鮮さがあることに面白味を感じます。
また、他の担当者や担当教員、関係者と連携・協力することで、自分一人では実現できない仕事も成し遂げることができます。素晴らしいチームワークを発揮できたと感じる瞬間には、より一層の達成感があります。

事務職員を目指す方へ
本学事務職員の仕事内容は多岐に渡り、必要な知識も部署によって異なりますが、学生のため、関西大学のため、ひいては日本の高等教育の発展のためという根幹の部分は変わらないと考えています。どのような環境でも自分なりのやりがいを見つけられる方、知識やスキルを自分だけのものにせず、関わる人々に共有して全体としての発展を考えられる方は、大学事務職員の仕事が合うかもしれません。私自身はこれまで10年以上働いてきて、これからもこの仕事を続けたいと思っています。
自らの職場に興味・関心を持ち、想像力を働かせて行動できるような方々と一緒に働けたら嬉しいです。
1日の業務例
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9:00
出勤・メールチェック
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9:30
電話対応・窓口対応
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10:00
教室改修工事に関する業者との打ち合わせ・現場確認
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11:30
高大連携プログラム実施に向けた他部署との調整
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12:30
昼食・休憩
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13:30
伝票処理
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14:30
部署内定例ミーティング
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14:40
教員からの予算申請に関する相談対応
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15:00
授業料支援補助金申請書類受付の窓口対応
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15:30
宿泊行事に関する旅行見積書の内容確認
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16:00
高大連携プログラムの資料作成
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17:00
退勤