先輩職員の声

先輩職員の声

国際事務局 国際教育グループ

神宮司 健太

2008年就職

関大生が世界で活躍するための
架け橋です。

業務内容・職場の紹介

 本学の国際化推進の根幹を担う、国際事務局の紹介です。
 すべての学生に、国際教育や異文化交流の機会を提供することが我々の最大のミッションです。これを達成するため、5つのチームに細分化されています。なるべく簡単な言葉で、分かりやすく言いますね。

①海外へ留学する関大生をサポートする「留学推進チーム」
 本学では、年間1,000名を越える学生が海外留学しています。彼らが安心して留学できるように、学生の予算やニーズに合わせた留学プランを計画し、留学相談に対応します。学生の海外研修や異文化体験を直接的に創り出すことができるなんて、とてもワクワクしませんか?

②本学に留学してくる海外の学生をサポートする「受入留学生支援チーム」
 年間1,300名程が来日している外国人留学生たちの入国前から寮運営、就職支援を含む卒業までの学生生活をサポートします。嬉しいことも辛いことも、一緒に共有する機会が多いため、「あなたのおかげで大学生活が充実した」と感謝されることもしばしば。日本人学生との交流会も企画して、たくさんの国際交流イベントを実施します。

③学内でできる国際交流をサポートする「国際教育支援チーム」
 ①と②の両方を担う架け橋のような存在です。日本にいながらにして国際的な交流ができるMultilingual Immersion Room(Mi-Room)では、外国人留学生と本学学生の交流イベントを随時企画・実施しています。英語で開講される「グローバル科目」のカリキュラムも担当し、本学の国際教育に密接に関わることができます。

④将来日本の大学・大学院に進学を希望する留学生別科生をサポートする「国際プラザグループ」
 日本の大学に進学する前の「留学生別科」を運営するチームです。世界各国から毎年130名程度の学生を受け入れており、留学生別科生の入り口である「入試」から教務・授業支援、奨学金などの学生生活支援、寮運営、出口である「進学支援」まで、幅広い業務を担当することで、一種の「学校運営」を超グローバルな環境で経験することができます。

⑤海外のパートナー校を拡大して関大を世界にプロモーションする業務「国際連携グループ」
 本学の国際戦略の根幹とも言えるチームです。大学が掲げる国際戦略のビジョンに基づき、海外大学とのパートナーシップの締結を行います。留学派遣先や受入先の情報を常に察知し、学生や研究者のニーズがマッチするように戦略的に学内調整等も行います。ここでの職員は、学内・海外双方の情報に精通し、本学の国際化のフロントランナーとして活躍が期待されます。

仕事のやりがいなど

 学生が視野を広げて国際的に活躍するための機会提供を①企画段階から②募集、③実施まで全て担当できることが最大のやりがいです。コロナ禍や円安の影響で、もはや国際経験=留学ではありません。テクノロジーの発展も相まって、国際交流の手法も刻一刻と変化しています。多様な学生のニーズや社会の急速な変化に対応しながら、国際経験の機会を自分たちの手で創り上げていくことは、他部署にはない魅力です。
 また、国際事務局というと「留学経験があって英語が堪能」と思われがちですが、それ以外の能力の方が求められることの方が多いです。私のように留学経験や英語力がなくても、異文化理解能力だけで勝負ができることも仕事のやりがいに繋がっています。

事務職員を目指す方へ

 上記に挙げた紹介文は、どれも学生の満足度向上に直結するとても魅力的な業務で、重要任務でもあります。でも、その裏側には地道で雑多な業務もたくさんあり、時には心が折れそうになる時もあります。そのような時でも、学生が喜ぶ姿を想像して、根気強くかつ楽しく!一緒に仕事ができる人をお待ちしています。
 我々事務職員には、ITの発展だけでは不可能である「学生のハートを動かす対応・指導」が求められています。情熱的な皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています!

1日の業務例

  1. 9:00

    出勤・朝礼・メールチェック

  2. 9:30

    国際交流企画の担当者打ち合わせ

  3. 11:00

    次年度のカリキュラムに関する教員との打ち合わせ

  4. 12:30

    昼食・休憩

  5. 13:30

    学生スタッフ実施のイベントをサポート

  6. 15:00

    次年度の科目説明パンフレット作成に関する打ち合わせ

  7. 16:00

    各種調査・問い合わせへの回答

  8. 17:00

    退勤