
先輩職員の声
業務内容・職場の紹介
財務課は、学園の財政運営を担っている部署で、主に次のような業務を行っています。
●予算決算業務
学園の長期ビジョンであるKandai Vision150や事業計画の実現のためには、財政的な裏付けが必要です。学校法人の収入は学生生徒等納付金と国・地方自治体からの補助金が多くを占めていますので、限られた収入の範囲内で、教育研究及びその環境の向上・充実に努めるための予算を編成します。
また、決算においては、1年間の法人全体の諸活動の収支について、学校法人会計に準拠した計算書類(決算書)を作成し、文部科学省に届け出るとともに、Webサイトや広報誌を通じて学生や教職員をはじめとしたステークホルダーの皆さんに公開しています。
●資金運用業務
金融資産の運用方針を立案のうえ、これに基づき有価証券等を購入し、適切なリスク管理のもとで安全かつ有利な運用に努めています。運用益は、給付奨学金などの基金事業による事業費に充当し、教育研究活動を財政面から支援します。
●募金業務
財務課に募金室を設置し、教育・研究をはじめとする諸活動を充実させることを目的に、募金活動の企画・立案及び実施等を行っています。スポーツや文化会、「葦の葉倶楽部」、「山岡塾」等の各種活動をサポートすることを目的とした募金活動も実施しています。
仕事のやりがいなど
関西大学はKandai Vision 150において、大きく分けて「教育」「研究」「社会貢献」「組織運営」の4つの将来像を持っており、事務職員はこれら4つの将来像の実現に向けて業務を行っています。財務課は、法人全体を財政という切り口から学園全体の諸活動を横断的に見ることで、幅広い知識を得るとともに経験を積むことができることから、自分自身が大きく成長できていると感じています。また、直接的ではありませんが教育研究に貢献することができることは大きなやりがいです。

事務職員を目指す方へ
事務職員の業務は多岐にわたり、すべての職員が学生や教員と直接対面して関わるとは限りませんが、行っている業務は学生・生徒の教育や教員の研究につながっています。つまり、事務職員は様々なアプローチで教育研究に携わることができると言えます。
現在、少子高齢化の進行、SDGs、DX(デジタルトランスフォーメーション)など教育業界を取り巻く環境は大きな転換期を迎えようとしています。そのような中で、事務職員として教育研究に寄与したいという想いや、関西大学のよりよい発展を担っていきたいという熱い気持ちを持った方と、一緒に働けることを楽しみにしております。
1日の業務例
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9:00
出勤・メールチェック
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9:30
起案書・学内報告文書の受付
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10:00
科学研究費等、研究費における財務システムへの各種設定
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11:00
財務情報のHP公開準備
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12:30
昼食・休憩
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13:30
予算執行管理
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15:00
補助金の申請にかかる調査回答
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17:00
退勤