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先輩からのメッセージバックナンバー

オーストラリア クイーンズランド大学

自分の学習状況

 私達はクイーンズランド大学(UQ)附属の語学学校であるICTE-UQ (Institute of Continuing & TESOL Education)で英語を学んでいます。授業は朝8時15分と早くから始まるのですが、昼の12時45分には終わるので、午後は自主学習や他の活動に充てることができます。そこでも海外の友達と交流したり、アクティビティに参加したりと英語に触れる生活ができます。クラスは20人弱と少人数制で、世界各地から学生が集まっており、休憩時間にはクラスメートと自分の国の話を頻繁にします。様々な国の話を聞けるのでとても面白いです。授業はついていくことが大変な時もありますが、先生もクラスメートも本当にフレンドリーでいつでも協力してくれるので、とてもやりがいをおぼえます。ただ比較的日本からの学生が多い環境であるため、自分から積極的に友達を作り英語を話す機会を作ることが重要だと感じました。

典型的な日程

 朝早くから学校が始まるので、早い人は6時には起床しています。学校へはバスで30分~1時間かけて行きます。2時間の授業が2コマあって、すべてのスキルが総合的に向上するように先生が計画的に授業を進めてくれています。その間には30分の休憩があり、教室で友達としゃべる人が多いですが、軽食を買いに行く人もいます。授業が終わると昼食を食べます。食堂はいつも混んでいて更に物価も高いので、弁当を作ってきている生徒も多いです。そのあとは大学で勉強したり、conversation classなどのアクティビティに参加したりと、各々考えて過ごしています。オーストラリアはホームステイ一択なので、夜は一緒に夕食を食べたり遊んだりしながらホストファミリーと楽しくコミュニケーションをとっています。午前に集中して勉強して、午後はリラックスできるので、理想的な1日の過ごし方ができると思います。

大学の様子

 大学のキャンパスは関西大学より広く感じられます。そのなかにいくつもある図書館にはパソコンやグループワーク用の机が完備されており、24時間開いているものもあるので、自分の気が済むまで勉強することができます。スポーツ施設も充実していて、テニスコートや陸上競技場、ビーチバレーコートもあり、体を動かしてリフレッシュできます。大学の学部生と交流も可能です。また数えきれないほどのサークルがあり、種類も多種多様なので、共通の趣味を持つ友達が必ず見つかります。ICTE-UQでは毎日何かしらのアクティビティがあり、新しいことに挑戦する機会があります。クイーンズランド大学ではこれらを活用して、今までにない新しい経験をたくさんできるので、本当に有意義な時間を過ごせます。

驚いたこと、感動

 ICTE-UQで勉強して、海外で英語を勉強するために身につけておくべきものは積極性だと思いました。グループディスカッションでも先生に質問するときでも、みんなうまく伝えられなくても必死に自分の意見を表現しようとします。英語で何というかわからないから、うまく伝えられないからといって逃げる人は周りに誰もいません。ディスカッションでは意見の鋭さに圧倒されることもあり、その相手を反対する意志を持って納得させようとすることはとても難しいですが、それでもガンガン攻めていかないといけません(そうしないと何も言えないまま終了してしまいます)。そして授業中に少しでも疑問があれば、授業を止めてまでもその疑問を解消し、いつでも質問が飛び交う環境には本当に驚きました。オーストラリアに来て、日本人は積極性がほぼ皆無だということを思い知らされましたが、ここで少しでもそれを身につけたいと思います。