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先輩からのメッセージバックナンバー

中国 北京外国語大学

学習環境としての大学の様子

 北京外国語大学のキャンパスは広く、西院と東院とに分かれています。私たちは東院の中文学院という建物で全ての授業を受けています。また、国交楼という、私たちの住む寮からは徒歩で1,2分の距離にあるので、とても便利です。中文学院から少し歩いたところに大きな図書館があり、その横に「小碧池」という名前の場所があります。写真のようにとても自然が豊かで、いつも学生で賑わっています。図書館から本を借りて、「小碧池」の横に座って読書するのも良い選択だと思います。

授業の様子

 北京外国語大学に到着してからすぐにクラス分けテストがあり、その時の成績でどのクラスに入るかが決まります。私は本科生の三年生からスタートしました。三年生になると、専攻を経済と汉語(中国語)から選ぶことができ、私は汉語を選びました。必修科目に、高级汉语、写作、视听说、汉语概论の四科目あり、一、二年生よりも充実した学びができます。授業は毎日朝の8時からスタートします。50分制になっていて、同じ科目が10分の休みを間に挟んで2時間続き、110分で一コマという形になっています。
 また、こちらの授業では皆が積極的に発言をするので、中国語の伸びが早いです。私の学ぶ必修クラスは日本の学生と韓国の学生が半分ずつを占める形になっていて、ついつい日本語で話しがちですが、選択科目などでは、もっと国際色豊かなクラスになっているので、いろいろな国の友達が作れます。恥ずかしがらずに、ぜひいろいろな国の人と中国語で会話をしてみてください。

学習環境としての街の様子

 北京外国語大学がある場所は、近くに他の大学もあり、学生が多い地域です。そのため、学校の周りには多くの食べ物屋さんがあったり、スーパーがあったりと、とても便利です。また、大学から徒歩10分あたりの所に魏公村という名の駅があり、さらにその近くにバスも走っているので、交通も非常に便利です。そして交通費も安く、5元もあれば、地下鉄で大体の場所に行くことが可能です。中国の方はとても温かく、話すのが好きです。スーパーや八百屋さんの常連になったら顔を覚えてくれるので、世間話ができて、いろいろと教えてもらえ、勉強になります。
 以前、天安門の近くの前门大街という所に行きました。そこには、北京の昔ながらの老舗がたくさん並んでいます。面白いことにスターバックスコーヒーやハーゲンダッツもそこに並んでいるのですが、周りの建物の雰囲気に合わせて、古風の建物になっていました。皆さん北京に来ましたら、ぜひ、前门大街の独特な雰囲気を感じにそこへ行ってみてください。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 中国へ来て最も驚いたことと言えば、日本での買い物は現金でするのが当たり前ですが、中国ではケータイマネー(支付宝,微信)を使うのが一般的なことです。はじめは、慣れない習慣に違和感をおぼえましたが、今ではとても便利に感じていて、ほとんどの買い物を支付宝で済ませています。
 また、中国というと四千年の歴史があると皆さんがご存知ですが、建物や街並みも古代のものがたくさん残っていて、中国を感じさせます。故宮にも一度行きましたが、非常に壮観で感動しました。皆さんも北京へ来ましたら、ぜひ中国らしい建物を見てみてください。