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先輩からのメッセージバックナンバー

台湾 国立成功大学

授業の様子

 中国語はCLC (Chinese Language Center C)で授業を受けます。授業は、月曜日から金曜日にある各日2時間の必修授業、自分のレベルに合ったものから選ぶ選択授業があります。選択授業は、1コマ2時間の授業を3コマ選びます。必修授業のクラス分けは、留学前のプレイスメントテストによって行われます。必修授業のクラスは10人ほどの少人数体制です。私の場合はB班の10時から始まる授業でしたが、日本の他に韓国、タイ、インド、ギニアからの留学生がいる国籍豊かな楽しいクラスでした。先生によって授業の進め方は様々ですが、話すことを中心とした内容です。例えば、ペアになって会話をしたり、新しく習った単語を自分なりに違う言葉にしてクラスメイトの前で発表したりします。間違った発音や文は、先生がすぐに指摘して、なぜ間違っているのかまで教えてくださります。また、私は発音、語法、会話の授業を選択しました。どの授業も生活していくうえで役立つものでした。

授業がある日の典型的な日程

 人によって様々ですが、私の場合、春学期は月曜日から金曜日にかけて必修授業が10時~12時までありました。学校の近くには育樂街という「ご飯通り」があるので、授業後にはクラスメイトや友達とお昼ご飯を食べに行きます。その後、選択授業にでたり、宿舎のロビーで友達と話したり勉強したりして過ごしました。私たちの宿舎には、いろいろな国から来た多くの留学生が滞在しているので、ロビーでは中国語や英語、他にもいろいろな言語が飛び交っていてとても楽しいです。また、5月ごろからは英語の授業も入ってくるので、夜には英語のレッスンを受けたり、ロビーで勉強したりしていました。

学習環境としての街の様子

 大学のある台南市はとても賑やかで、学生の町という雰囲気がとてもあります。近くにはたくさんの小吃店があるのでいつでも食事に行くことができます。台南駅やショッピングセンターは宿舎から歩いて行ける距離にあり、キャンパスの隣にはドラッグストアや文房具店もあるので、とても便利です。寺院などの歴史的建造物も近くに沢山あるので、休みの日などにすぐ観光に行くこともできます。私は学校内にあるセカンドハンドの自転車を買ったので、よく映画を見に行ったり観光に行ったりと行動範囲が広がりました。学習場所としては、宿舎のロビーだけでなく、カフェや学校の図書館などの設備が整った環境があり、集中して学習に取り組めます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は、台湾の人の暖かさに感動しました。買い物に行ったとき、つたない中国語を話す私に、写真や実物を見せて説明してくださったり、どこから来たの?と気兼ねなく話しかけてくださったり、いつも台湾の人の優しさに感謝しています。驚いたことで言えば、町の環境の違いがあります。特に来て間もないころは、バイクの多さに一番驚きました。日本では見ることができない光景なので、とても貴重な体験の一つだと思います。また、台湾の人だけでなく、別の国の友達からも文化の違いを感じることができ、刺激を受けながら毎日充実した生活を送っています。