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先輩からのメッセージバックナンバー

韓国   韓国外国語大学

授業の様子

 授業は毎日午前9時から午後1時までの4時間です。前半2時間は主に、クラスメートと新しく習った文法を使って会話練習をします。後半の2時間は教科書の長文を読んだり作文をしたりします。しかし、はっきり時間が区切られているわけでなく、日によってすることも異なります。内容も級により、韓国文化のことから政治的なことまで様々です。授業は全て韓国語で行われますが、先生方が難しいことでも簡単な言葉に置き換えて教えて下さるので、分かりやすいです。試験は中間と期末の2回が行われ、インタビューテストと筆記のテストに分かれています。クラスメートはアジア圏の人が多いですが、他にもアメリカやヨーロッパや中東から来る学生などがいて、国籍は様々です。クラスは15人前後で構成されているので、すぐに仲良くなれますし、授業時間外にみんなでご飯を食べに行ったり週末に買い物に行ったりします。

学習環境としての大学の様子

 韓国外国語大学のソウルキャンパスは大きなキャンパスではないので、寄宿舎から教室までは10分ほどで着き、移動がしやすいです。しかし、階段が多いので上の階に行くのは一苦労です。学生食堂は安くておいしいですし、学内にカフェやコンビニがあるなど、小さいながら施設は十分に揃っています。キャンパスを歩くと、外国語大学というだけあって、様々な国籍の人を見かけます。大学付属の韓国語教育機関である語学堂での授業はもちろんですが、学部の授業でも学んでいるのは韓国人学生だけでなく、履修者の国籍は多様です。寄宿舎ではルームメイトが日本人でないことも多く、寮に帰っても文化交流がたくさんできます。

学習環境としての街の様子

 大学周辺にはコンビニやスーパーマーケットなどがたくさんあり、日常生活に必要なものはすぐに買うことができます。また、飲食店が多くあります。大学前ということもあり、値段も安くおいしいです。外国人学生に対して慣れているお店が多いので安心です。夜でも結構明るいので、少し夜遅くなってしまっても大丈夫ですし、治安も悪くありません。大学から最寄りの駅までは歩いて10分程で、バス停もすぐ近くにあり交通の便はよいかと思います。大学前の道は大きく、タクシーもすぐに乗ることができます。近くに大きな大学がもう1つあるので学生が多く、少し歩くと服屋や靴屋もたくさんあり、学生に優しい街だと思います。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 韓国にきて現在で四か月ほど経ちましたが、自分が思っていた以上に毎日が充実しています。日本では外国の友達をつくって出かける機会があまり多くなかったのですが、韓国では語学堂や、友人の紹介を通して友達も増えました。語学堂で一緒に勉強する学生の中には日本に興味を持っている人も多く、お互いの国について教えあったり、英語圏から来た学生に英語を教えてもらったりします。文化背景が異なるが故に、時にはお互いの文化の差異に驚くこともありますが、友達との会話や自分で見たり聞いたりする経験を通じて、日々日本との違いを感じることができます。