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先輩からのメッセージ

イギリス  カンタベリー・クライスト・チャーチ大学

授業の様子

 カンタベリー・クライスト・チャーチ大学では、最初の約4ヶ月はLanguage Schoolで英語を学び、次の約2ヶ月はPre-sessionalというコースで学部授業に入るための特別な授業を受けます。その後、現地の学生と共に学部授業を受けるという流れになっています。Language Schoolではレベル毎にクラスが分けられていて、自分に合ったレベルで英語が学べると同時に、お互いライバル心が芽生えるので、初めからかなり英語力を伸ばすことができると思います。Pre-sessionalコースは、Language Schoolよりもレベルが高く大変ですが、学部授業へ入るための修行のようなコースで、より濃い授業内容となっています。Pre-sessionalコースが終わると学部授業に入ることができ、授業数は大幅に減りますが、非常に高度な英語力が求められるため、自習が必要となります。

学習環境としての大学の様子

 キャンパスはCanterbury Campus、Broadstairs Campus、Medway Campusと3つあり、私たちはCanterbury Campusで学んでいます。キャンパス自体の大きさは関西大学の千里山キャンパスより小さく移動が楽ですが、図書室が少し離れた場所にあります。その図書室には、授業のための参考図書はもちろんですが、そのほかに学生サポートセンターもあり、ビザの更新や学習面など幅広いサポートを無料で受けることができます。ランチタイムになると食堂は学生で賑わい、いろんなアクセントの英語が聞こえてくるので、リスニングの練習にはもってこいの場です。

授業がある日の典型的な日程

 Language Schoolの頃は、朝9時から11時まで1限目があり、30分休憩を挟んでさらに1時間授業を受けたあとに昼食を食べて、再び13時半から15時まで授業がありました。当時は寮で生活していたので、授業後は夕飯の材料調達や自習などの時間に充てたりしていました。金曜日は例外で、授業が午前中のみなのでより多くの自由時間があり、友達と昼食を食べに行ったりしていました。Pre-sessionalもLanguage Schoolと時間割りに大差はありませんが、午前中の授業は1時間半ずつで、金曜日はチュートリアル(先生と1対1で15分ほど授業の内容などについて話す)のみでした。学部授業は大抵一日1限だけなので、空いた時間は図書室に行って勉強をしています。ホームステイも学部授業と同時期に始まり、夕食時にはホストファミリーと会話をしたり、一緒にテレビを観たりしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 空港で預けた荷物がなかなか出てこないというハプニングから始まった留学で不安ばかりでしたが、いざ生活してみると思ったよりも生活しやすいです。さすがイギリス一安全な学生の街で、比較的夜遅くに出歩いても命の危機を感じることはほとんどなく、日本にいた時とまではいきませんが、安心して自由に行動ができることに驚きました。また、カンタベリーはイギリス各地から学生が集まっているということもあり、カンタベリー以外のことについても知ることができます。初めは英語を聞き取るのが精一杯でしたが、最近では街中で聞こえてくる英語が理解できるようになり、生活がより一層楽しくなってきました。