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先輩からのメッセージ

アメリカ ユタ大学

自分の学習状況

 ユタ大学に留学する際、二つのプレイスメントテストを事前に受けます。このテストの結果によって、僕たち留学生が通うELIという語学学校で受けはじめるレベルが決まります。僕はレベル7からスタートしましたが、授業は関西大学の語学の授業と比べて特別難しくなるわけではないので大丈夫でした。そして、毎日与えられる課題は一日1時間、多ければ2時間を費やせば終わります。学部授業に関しては、僕は「Leisure in Your Life」と「Language Myths」という二つを履修していました。両者ともに内容中心の授業なので語学学校での勉強と比べると何倍も難しくなります。授業外では一日最低でも1時間は学部授業の予習・復習に必要になるのでとても大変でした。学部の授業は時間も労力もかなり使いますので、自分に合った学部授業を慎重に決めないと後悔することになります。その他に、僕はTAといってELIでの授業をサポートするという非常に貴重な経験もしました。
※ELIのレベルは1~8段階です。

授業の様子

 授業は月~木で、毎日4つの授業(Writing, Reading, Speaking, Listening)を各70分ずつ受けます。クラスメイトには必ずと言ってもいい程、アラブとその周辺国、中国、韓国の人が居ます。そして彼らはとても活発でよく発言するので負けじと発言することが成長への道だと思います。多くの授業ではグループワークとプレゼンテーションがあります。自分の意見を伝える、そして相手の意見を聞くといった力が求められます。レベルが上がるにつれ、プレゼンを行う時間が長くなるので家での練習は不可欠です。毎日勉強で大変で疲れますが、いい成績がかえってくると報われた感じがして嬉しいのも事実です。

学習環境としての大学の様子

 ユタ大学のキャンパスの敷地はとても広く、草の上・大学図書館・スタディールームなど、勉強をする場所がたくさんあるので自分に合った場所を見つけるのもひとつの楽しみです。授業後はホームステイ先や寮に帰って宿題をすることが多いですが、勉強に行き詰って息抜きをしたいなぁと思ったときにはキャンパス内にある無料のジムや、キャンパスの外れにある山を登ったりして気分をリフレッシュしています。また、キャンパス内では定期的にイベント(スポーツ観戦等)があるので、留学中は勉強以外にも楽しみがいっぱいあります。

授業がある日の典型的な日程

 僕は留学中ずっと寮での生活だったので、授業がある日は毎朝7時30分には起きて準備をし、歩いてELIまで通学していました。朝ご飯は近くにあるスーパーで買っておいたものや、食堂でとっていました。授業は8時20分から13時40分まであって、授業の合間の休み時間は、移動で使ってしまうので実質あってないようなものです。放課後は与えられた課題を夜ご飯の19時までに終わらせ、20時以降を自分の自由時間にするようにしていました。ほとんどの場合、その時間はジムにあるプールで泳いだり、夜のキャンパスを散歩したり、ゲームをしたりと充実した時間を過ごしていました。寮は教室が近いので非常に便利でした。