1. トップ
  2. Study Abroad プログラム
  3. 先輩からのメッセージ - 台湾 国立成功大学

先輩からのメッセージ

台湾 国立成功大学

授業の様子

 初めの約半年は華語中心(Chinese Language Center)という建物で中国語を集中的に学びます。初級者用のAクラスから上級者用のIクラスまで9クラスあり、自分のレベルにあったクラスで中国語を勉強できます。私たち関西大学生のほとんどがBクラスから始めました。必修授業が週10時間と選択授業が週5時間の計15時間です。元気いっぱいの台湾人の先生方と国際色溢れるクラスメートたちと少人数クラスで授業を進めます。クラス内の雰囲気はとても明るく誰もが楽しみながら中国語を学ぶことができます。
 さらにFLC(Foreign Language Center)による英語の授業もあります。初めの半年は週に約4時間の英語の授業が行われ、プレゼンテーション、会話、ライティングの授業があります。これらの授業では英語を各分野ごとに専門的に学ぶことができます。

学習環境としての街の様子

 台湾留学の学習環境はとても充実しています。華語中心にはコンピューター室やマンツーマンの教室、キャンパス内にはカフェや図書館、何より街の中のすべての人々が中国語の先生です。地元の台湾人はとてもフレンドリーで、外国人のことが大好きです。街には中国語が溢れており、日常会話や授業は全て中国語で行われます。私たちの住む寮にはたくさんの外国の方々が住んでおり、様々な外国語が飛び交っています。英語を母国語とする方々ももちろん多いですし、アフリカやヨーロッパ、アジアなどあらゆる国々からたくさんの人々が来ています。英語で彼らと会話をするのはもちろん、他の言語を学ぶことも可能です。
 台湾留学は英語も中国語も両方学びたいという方にとてもお薦めです。

授業がある日の典型的な日程

 必修の授業は1日に2時間あり、朝の8時から10時、朝の10時から昼の12時、昼の1時から3時と人によってそれぞれです。クラスは3つあり、オフィスによって自動的に振り分けられます。私の場合は朝の10時から昼の12時だったので、朝の8時に起床、午前中は授業、そしてお昼ご飯を食べ、午後は日によって授業がある日とない日があり、ない日には自主学習や街の探検、スポーツなどをしていました。夜は英語の授業があったり、授業がない夜には台湾人の友達と言語交換や食事をしたりしました。1日を通してとてもリラックスしているので自分のペースにあわせて勉強することができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 とにかく暑いです。私は夏から秋にかけてほぼ毎日タンクトップで学校に行っていました。南国風な雰囲気が至る所に漂っていて年中リラックスすることができます。中国語を勉強していて思うことは、日本人は中国語学習に特に向いているということです。というのも中国語と日本語は非常に似ており、発音も書き方も共通点がとても多いです。たくさんの外国の方々が漢字を書くのに苦労していますが、日本人は元々知っている漢字がたくさんあるため大幅に時間を短縮することができ、他の学習に時間を当てることができます。1年という短い期間でハイレベルの中国語を習得するのも可能だと思います。