児童読書会を開催しました

10月3日(火) 今日は、子どもたちがとても楽しみにしていた児童読書会でした!

○干潟にやってくる鳥たちと身近に暮らす鳥たちーいろんな「くちばし」があるんだよー

 渡邉さんは、この夏、愛知県にある三河湾で撮影をされていました。9月は、沢山の「渡り鳥」が干潟にやってくる頃だそうです。

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また、一年生の国語、説明文教材「くちばし」と関連付けて、干潟にやってくる面白いくちばしをもっている鳥たち(シギ、オオサギなど)と、その形になっている理由などを、子どもたちと一緒に考えながら紹介していただきました。

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 また、私たちが暮らす町でもよく見かけるムクドリの群れ。あまりにも多くが飛び回る姿や、大きな鳴き声で、あまり好かれない鳥だそうです。

ところが、このムクドリも、じっくり観察すると色んな魅力が見えてきます。

例えば、何故か違う種類の鳥が平然と混じっていたり、色が全く異なる珍しいものがいたりと、ここにも面白いところが多々あるそうです。

子どもたちに、鳥たちの世界を楽しんでもらうことができたと思います。

○ホンドギツネの魅力ー自然と人とをつなぐ写真家という仕事ー

 最後は渡邉さんの作品、写真絵本「となりのホンドギツネ(文一総合出版)」 を中心に、ホンドギツネの生態やどのようにしてその姿を撮影しているのか、実演も交えながら教えてくださりました。

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今まで知らなかったホンドギツネたちの愛らしい姿に、子どもたちの目はキラキラとしていました。

 また、あの生き生きとしたキツネたちの姿をどのようにして撮影しているのか、子どもたちが知らない写真家の仕事についても少し触れていただきました。

「自分たちが、日々当たり前に通り過ぎている景色の中にも、まだ気づいていない美しさや面白さ、楽しさがたくさんあるのだろうな。」

「知ったつもり、わかったつもりになっていることの中には、実は、まだまだ未知が溢れているのだろうな。」

子どもたちはもちろんのこと、私たち大人にとってもたくさんの感動と学びがある時間になりました。