5年生が防災FESTAを開催しました

2月20日(月)、5年生が総合的な学習の時間のまとめとして防災啓発イベント「防災FESTA」を開催しました。「震災被害≒0プロジェクト」として長期にわたり取り組んできた集大成です。

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本イベントは今年度最後の授業参観でもあり、たくさんの保護者・家族の皆さんにきていただきました。また、初等部の1年生や教職員、一般の方もたくさん来てくださり子どもたちの励みになりました。

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このプロジェクトは、総合的な学習の時間だけでなく、国語・ミューズ学習では、フライヤー作成や避難のフローチャート、音楽では震災をテーマにした楽曲を歌い、社会科では自助・共助・公助の観点で震災時に大切なことを議論しました。また、人と未来防災センターも訪ね、被災者から当時の様子をお聞きしました。そして、この防災学習の過程で、防災士や市民救護団体、関西大学社会安全学部の学生さんら、たくさんの方々がサポーターとして繁く来てくださいました。

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今回の防災FESTAでは、一人ひとりが「震災被害≒0」を実現させるために最も大切だと思うものを自己探究課題とし、「非常食」「共助」「避難・避難所」「災害弱者」「防災グッズ」「医療」という6つのグループを結成しました。参加者に伝えたいことは一人ひとり少しずつ異なりますが、各グループでブースの趣向を工夫し、参加してくださったみなさんの防災意識に何らかの変化が起こしたいという思いで準備を進めてきました。

「非常食グループ」

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「共助グループ」

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「避難・避難所グループ」

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「災害弱者グループ」

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「防災グッズグループ」

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「医療グループ」

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防災FESTAをやって終わりではなく、5年生は防災考動のスタートに立った日だと思います。皆様からいただいたアンケートなどをよく読み、みんなでリフレクションをしてこの学習を結びたいと思います。

「地震を拒むことはできない、だけど減災はできる!みんなが助かる防災をみんなでやる!そんな気持ちで防災FESTAにしたい!」これは5年生のみんなでつむいだ言葉です。

ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。