2年生が韓国の花津(ファジン)小学校と交流しました

12月1日(木)と7日(水)の1・2時間目に、2年生の児童が生活科の授業で韓国の花津(ファジン)小学校とZoomでの交流をしました。子どもたちは、今回の交流のためにたくさん準備をしてきました。

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初日(12月1日)は初めての交流ということで、まずはお互いのことをよく知るところからスタートです。初等部の子どもたちからは、自分たちの学校生活や日本の文化を紹介しました。花津小学校からは、キムチや韓国の民族衣装「ハンボック」のこと、テコンドーのことなどを紹介していただきました。キムチやテコンドーは子どもたちにとっても馴染みがあったようで、興味深そうに聞いていました。

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2日目(12月7日)のZOOMが繋がると、花津小学校の子どもたちが日本語で書いてくれたメッセージを見せてくれました。初等部の子どもたちも韓国語で書いたメッセージを準備していたのでお互いに見せ合いました。どちらの子どもたちも、慣れない国の言葉を相手のために一生懸命準備したと思うと心が温まりますね。

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今回は韓国と日本の遊びやクイズを行いました。花津小学校の子どもたちからは2つのゲームを教えてもらいました。

1つ目は、딱지치기(タㇰチチギ)で日本の「メンコ」と同じです。紙で作った딱지(メンコ)を地面に置き、自分の딱지をぶつけることで相手の딱지をひっくり返したら勝ち、ひっくり返した딱지を手に入れる事が出来ます。

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2つ目は、투호(トゥホ)漢字で「投壺」と書くそうです。一定の距離を取った位置から筒に向かって矢を投げ、筒に入った数で勝敗を競う遊び。2人もしくは2チームに分かれて行います。単純なルール且つ安全なので、幼稚園や保育園の民族遊びイベントで行われることが多い遊びのようです。

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こちらからは、けん玉や縄跳び、「いっせいのーで5!」などの合図で指をあげていくゲームや、大阪じゃんけんなど言葉があまり通じなくもできる遊びを楽しみました。画面越しなので伝わりにくいかなと思いましたが、花津小学校の子どもたちも理解してくれて一緒に楽しむことができました。

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今回の交流をきっかけに、子どもたちは韓国に興味を持ったり、お互いの国の良さを知ることができたのではないでしょうか。交流を通して、相手に伝えることの難しさや言葉が通じなくても楽しめることの素晴らしさなど、様々な学びがあったと思います。冬休みや春休みのタイミングが違うため、直接会って交流をすることはできませんが、別の形で交流を続けていきたいと思います。